古都奈良の文化遺産が、世界遺産に登録されたのは1998年。平城宮跡にある‘朱雀門’。世界遺産になってから復元が竣工され、平城遷都1300年の今年に合わせ、平城宮跡地の復元完成を目指したようだ。今月の24日から始まる平城遷都祭に向けて、最後の仕上げをしているようでした。
先週の土曜日に見た、NHKの古代史ドラマスペシャル‘大仏開眼’で、吉岡君の演技力もあっただろうが、歴史を知りたいと、少し感動した。戦国時代の事はドラマで良く見るが、それ以前の事はあまり知らない。興味もなかったが、飛鳥、奈良と近いと地に住んでいるのだから、ちょっと歴女したい気分になる。
ドラマを見て、まだ一線を越えずに、剣をおろす心があったと思い、1300年後の今、長い歴史の中で、戦争は終わらず、人が憎しみあい、物の奪いあいで、命の尊厳がなくなり、政治は何の為、誰の為なのか?過去を振り返るのも悪くない。人間が宇宙に行く今だから、より深く人は何の為に生きるのか、考えてみたい。
来年もまた桜の頃、今度はゆっくり歩いてみたいと思う。