樹木希林さんロスのような日々の中、
渡る世間は鬼ばかりを観ました。
ドラマ好きな私は、世間の人達はこのような生活をしているのだろうか?
昔、私の育った時代の話のようだけど、現在進行形なのかと思った。
小学生の息子と、心の裏表を読み合いながら、良く観ていた。
当時、一緒に暮らしていたツレは、うんざりすると嫌だったようで、
今時、こんな嫁はいないとか、お金に困ってないから無駄な苦労してるとか、、、
まあ、希林さんとは真逆のような世間の日常なのかと思う。
嫌な大人の顔を見て、嫌な会話を聞いて育った私は、
親族との付き合いの全く無いツレと一緒になり、14年間の別居暮らしを楽しんでいる。
昨年、実家の土地や家の相続で、兄嫁に居留守を使われ、
亡き姪から180度、思考が違うと言われていたから、弁護士さんにお願いするしかなく、
渡る世間を、自ら演じて、綺麗さっぱり親族との縁が切れた。
あの世で、母や兄が悲しんでいるかどうかは分からないけれど、私はスッキリした。
天涯孤独になるだろう息子は、自立できるように育てたけれど、
早くも、親と縁が切れても問題ないようなので、安心するも、少し寂しい。
兄弟、姉妹が仲良いのは理想だけれど、同じ境遇で育っても同じ価値観とは限らない。
世間を気にする人も、我が道を行く人も、それなりの苦労がある。
同じ苦労なら、我が道を行きたい人が繋がって行けば良い。
樹木希林さんの死去に寄って、彼女の生き方や言葉が、日々アップされている。
尾崎豊さん、忌野清志郎さん、、、有名だったけど死んでから知名度がより高く、
希林さんに共感する人は、益々、増えるだろうと思う。
血縁に拘らない仲間やファミリーが増え、
近親者の醜い争いが少なくなる時代になって欲しい。
とは言え、続編があれば、また観るだろうと思う。