昆明に戻り、駅で切符買おうとするが、一週間先まで無いと言う。外人専用はあるか?と何を聞いてもメイヨウ。
そこでまた、旅行代理店に行き、飛行機はあるかと聞くと、運よく成都まで予約でき、翌日か翌々日に飛ぶ事ができた。
昆明、最後の夜、ホテル周辺の屋台で、ラーメンを食べたら、10倍位の値段を言われた。詳細を問うと、理由の分からない事を言って、半分以下になった(つまり、100円位が値段だと思う)が、中国もかと思うと少し悲しかった。
さて、無事に成都に飛び、リムジンのようなバスで市内へ。旅行社のある所で降りたので、すぐに次の西安までの切符を手配する。列車の個室が空いていて、成都は二泊位だったと思う。
四川省成都、チョンドゥーと呼んでいた。招待所へ行き、私は疲れて休んだが、相方は散歩に出て麺を食べたようだ。真っ赤で辛くて、全部は食べれなかったとの事。
招待所は川沿いにあったと記憶し、川辺にはお茶を飲む、カフェのような場所がある。翌日、茶屋に行くと、回りは皆男性ばかりで、鳥籠を持参していた。何やかんやと、ずっとおしゃべりしている。お茶は中国茶、蓋付きのマグカップに茶の葉が入っていて、お湯を注いでくれる。時々、回ってきて、蓋が開いていると、すぐにお湯を足してくれるので、蓋を閉めておくと、いらない合図のようでした。
樹木が多く、奈良へ来て感じたが、猿沢の池へ初めて行った時、成都のイメージがあって懐かしかった。
夜は西洋ホテルの階上にある、レストランへ行く。このホテルには踊れるクラブ、いわゆるディスコがあり、ちょっと驚く。メニューにロシアンサラダがあり、オーダーする。ジャガイモとビーツの角切りを茹でて、マヨネーズで合えた物。その他には何を食べたか記憶にないが、体調も万全ではないので、辛い物を避けたかった。
今思うと、もう少しのんびりしたかったが、2ヶ月でチベットを越え、ネパールに入るので、先へ進む。