それはパシュパティナートで昼間してから馴染のスニル君の祠へ行き、そこでボンの輪に誘われてイイ感じにキマッて唱題行をしてから、祠の中に入ってみんなで静かに瞑想している時に感じました。
スニル君の祠に集まるのはみんな真摯に修行する人達で、輪になって瞑想するので彼等のキマッているポーズに影響されて、最初は同い年くらいのお父さんの大事なモノを捧げ持つようなポーズを真似しましたが、わたしには余り似合わないと思えたので手印を解いて膝の上に広げました。
キチンと座禅して手を膝の上に広げると、周囲から気を積極的に受け入れる様な姿勢となり、祠の周りには犬やサルや鳥も多くいてその鳴き声だけが響き渡る中で、わたしは自分が宇宙の中で唯一の存在であるコトを強く感じました。
「人はみんな特別なオンリーワン」と云う歌は有名ですが、本当に宇宙で1人だけの特別な存在だと実感できるコトは稀かと思い、そんな自分の生をキチンと全うしなければと強く感じました。
私事は以上として「宇宙無限力の活用」に話を移しますと、このお医者さんが書いた本では「宇宙エネルギーの活用」なんて話も出て来ますが、これについてはダークエネルギーの理解が進んだのでそちらを載せます。
この本では「宇宙無限力」を生命を生み出した神秘の力と捉えており、具体的にはそれは原子と電子の力としている点がお医者さんらしいと思います。
著者は戦前に渋谷で内科医院を開業し、その「宇宙無限力」を活かした療法によって一番人気の医院としました。
しかし終戦間際に43歳で徴兵され、爆弾を身体に巻き付けて戦車に踏み潰される訓練を受けさせられます。
これは日本軍が実際に取った攻撃で、戦車のボディに体当たりして自爆してもあまり効かないので、敢えて匍匐前進で轢かれてキャタピラを狙いました。
そんな現代の日本人には想像もつかない様な過酷な境遇に置かれても、著者の「宇宙無限力」とつながって居るという確信は揺がず、たまたま将校が難病に罹って軍医が太刀打ち出来なかった処を治して、3階級特進し死地へ追い込まれるコトを逃れられました。
その後著者は92歳でゴルフの記録を打ち立てるほど元気に活躍し、それはひとえに生涯「宇宙無限力」を意識してそれを取り込もうとして来たお陰だとしています。
その方法としては内観法(イメージング)と呼吸法を挙げており、著者曰く「宇宙無限力」を操って人を治療するコトは誰でも出来るそうなので、わたしもイメージ-トレーニングをしてみようかと思います。