'50年代後半は、間違いなく人類の行方を左右する重要な分岐点となるでしょう。
SDGsで一番理解して置くべきコトは、今回旅の共とした「水の未来」で詳しく語られている事柄に思え、そこでは「湿地の復活」が大きなテーマに成っています。
前世紀の人類は湿地を干拓し、自然界の楽園を経済的利益の為に破壊して来ました。
しかし、そうした経済活動はメリットよりもデメリットの方が大きいと現実から評価されているので、自然回帰が今世紀後半のコンセプトになるコトは間違いないかと思えます。
ここで「SDGs」について触れますと、15番「陸の豊かさも守ろう」は後回しにされて軽視されている感がありますが、これは文句無しに重要な2番「持続可能な農業」と深く関わっており、「水の未来」を占う上でも最重要な項目と言えます。
果たして人類は、マイケル-ムーア(映画監督)やレスター-ブラウン(「地球白書シリーズ」の著者)が予言するように、水と石油を使い果たして食糧が作れなくなり「個体数の激減」を迎えるのか?
それとも、農聖テルヒガが「地球を救う大変革シリーズ」で予言している「義農の時代」が訪れて救われるのか?
私は後者の未来を描きたく思い、その道筋を次回台湾で示してみます。