真の動物福祉牧場を目指して

私が今いる場所

東宗谷地区はほぼ日本の一番北と言ってよく、オホーツク海に面していて晴天率が高く、積雪は日本海側ほどではありません。(雪下ろし必要なし)
ちょっと内陸に入るとかなり積もってて、ホワイトアウトの危険もありますが、永原牧場の在る所はクッチャロ湖のそばで、これは海水が混ざった湖です。
湖畔には温泉が湧き、白鳥の湖としても有名で、放牧地にもしばしば白鳥が舞い降りて来ます。

町(人口4千人)までは車で10分なのでそれ程辺鄙な所ではなく、牧場は道道に面しておりますが車はそんなに走ってなく、家は道路から50メートル程入った高台に在るので、車の音は全く聞こえません。
家は大きく二世帯用で、今は3人で住んでるので3LDK分が空いております。
牧場主の永原さんと私と、ベトナムから来た37才既婚女性のファムさんの3人暮らしで、料理は一応ファムさんの担当ですが、ベトナム料理しか作れないのでずっとは辛く、半分以上は自分で作っております。

冬場以外は家庭菜園で野菜が食べきれない程作れ、今年はビニールハウスも建てる予定です。土作りも堆肥にEMボカシを混ぜて着々と良くなっております。
山菜、野草のたぐいも色々採れ、アイヌネギ、タラの芽、クマザサの子(竹の子に近い)、ヨモギ、ワラビ、白樺の樹液なんかもよく採りました。

ここは酪農地帯で周りはみんな牧場です。牛の飼料はみんなで協力して(町の人も使って)作っているので、仕事の負担は軽く、1日6時間程で自由時間はたっぷり持てます。なかなか休日を取れない(月一回)のはネックですが、都会で散財する事も少ないのでお金が貯まるメリットもあります。(節約すれば300万円程)

牧場には古い母屋が打ち捨てられていたので、それを修繕して冬場以外は住めるようにしました。私は親の民宿をよく手伝っていたので宿業には愛着があり、コロナ禍が去ったらここで無料のライダーハウスをやりたいと思っております。

他にも修繕したい建物はいくつかあり、牛舎のロフトスペース(20畳程、骨組みのまま)を改築しようというプランは業者も入れて進める予定です。牛達を見下ろせる宿なんて新しいかと思います。

永原牧場では常にインターンの受け入れをしております。
我こそは理想の牧場を経営するにふさわしいと思われる方は、奮ってご応募下さい!
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