変だと思ったんですよ。昨日、朝起きてリビングに行った時、
いつもなら煩いあちゃさんがいなかったので。
姿を探したら、押し入れの段ボール箱の上で寝ていました。
猫達の誰もご飯の催促をしなかったので、昨夜寝る前にいっぱいカリカリを
補充したからかな?ぐらいにしか考えなかったんです。
そして異常に気づいたのは午前のインスリンタイム。
シーバを貰えるので、普段は飛んで来るあちゃさんが出て来ません。
押し入れを見ると、まだそこにいて、「あーちゃん、シーバいらないの?」と
聞くと、「あおーんっ」聞き慣れない大声。
「は?」このデジャブは低血糖!うわぁーーーっ!ヤバいやつだ!!
病院へ連れて行くために、急いで着替えてキャリーを用意し、
あちゃさんを引っ張りだすと、ポロポロとブツが落ちてきました。
脱糞してる!!キャリーに入れる為にお尻を触ったら濡れているし。
失禁もしてる!!これは非情にまずい!!
病院までの道のりが、酷く長く感じました。
電車内でもずっと「あおーんっ」「あおーんっ」と異様な大声で鳴いており、
注目を集めましたが、オカンはそんな事を気にしている余裕はありません。
タクで行かなかったか理由は、メトロの方が早いから。
小走りに動物病院へ駆け込むと、すぐに処置室に連れて行かれました。
血液検査の結果は、血糖値が基準値71~148のところ、なんと23。
糖液の点滴をしつつ、1時間おきに血糖値を測りたいとの事で、病院が閉まる
ぎりぎりくらいに迎えに来て下さい、と言われ帰宅。
夕方になり、病院に電話を入れると、血糖値が落ち着いて来たので大丈夫だと
告げられて、ホントにもう力が抜けましたよ。
で、迎えに行くと待合室でも聞こえる、「きゃーおっきゃーおっ」と
あちゃさんの声。あ、平常運転だ。ホッ
「あたし、せせらぎとお花畑と、白い着物を着たおじいさんを見たわ」
臨死体験による、せせらぎとお花畑は世界共通らしいですね。
それより、あと1時間遅かったら、脳に障害が残っていたそうです。
もうなんだろね?いつもの時間、いつものインスリンの量、全て変わらないのに
いきなりの様態変化。本当に糖尿病って怖い。
で、私はと言うと、今日は股関節とふくらはぎに痛みを抱えております。
昨日はあちゃさんの病院、前日は自分の通院日で、駅の階段の上り下りが
激しかったからだと思われ、疲労感がハンパないの。
疲労回復の為に黒にんにくを2欠片食べ、痛みにロキソニンを飲みました。
ところで昨日は、相方宅敷地内にある空き家に住み着いた、ノラさん達の
捕獲大作戦がありました。
ボランティア団体から、慣れた2人が来てくれ、呆気なく、ひなかな姉妹
の仔猫を計10匹保護、かなちゃんも捕獲、捕獲器をかけて夕方には、
ひなちゃん捕獲、明けて今朝はジュニアも捕獲と順調にいったそうです。
大人猫3匹は、今日の午前中動物病院に連れて行き、夕方には手術も終わり、
めでたく地域猫になります。
問題は仔猫達。かなちゃんはやはり空き家で産んだようで、用心深く
隠していた模様。
2匹は相方のお姉さんが引き取って貰えるのですが、残り8匹の里親探しに
ついては、団体さんも保護している仔猫だけで手一杯だという事で、
協力は仰げないようです。
近所の人や知人に打診しまくる!と、相方は言ってましたが、8匹だもんなぁ…
なんとな~く相方実家が、多頭飼いになる未来しか見えて来ません。
うちで引き取るのは難しいんですよね。
くぅちゃんが13年目にしてやっと心を開いてくれたところですし、
自分の年齢を考慮しても、あと十年後にキャリーを担いで動物病院通いなんて
体力的、精神的に無理です。
ネットで里親募集をかけるのも、窓口になるであろう私の気力がなくて、
言い出せません。
里親詐欺を見分けたり、お見合いに引き取り作業とか、今のメンタルでは
出来そうにありません。
東京にいた頃、先天的に片目のない茶トラの仔猫の里親探しをした事が
あるんですが、『片目の仔猫を育ててみたいから』等、無責任だったり、
明らかに怪しい問い合わせが多くて、辟易しました。
結局一時預かりさん宅の子になり、1匹でもかなり精神削られたので、
8匹なんてとても無理です。
せめて団体の譲渡会に参加させて貰えたら良いんですが…。
考えるだけでしんどくなってきた。頓服を飲んで少し休みます。
ではでは。