東海大学菅生高校の柳原俊郎先生を講師にお呼びして、
小学生対象に
アジを解剖して内臓を観察し、
頭蓋骨の中から耳石を探すという講座を開催しました。
川崎市のアクティブママさんたちからの依頼で実施に至りました。
すでに、昨年2回、ラジオ工作と光センサーオルゴールの電子工作を実施しました。
まさに、アクティブ!です。
解剖は、
始めはおじ気づいていたお子さんも
内臓を見つけると
どんどんと熱中していきました。
特に心臓には
みんなが目を丸くして観察していました。
また、柳原先生の導きで
寄生虫のアニサキスを見つける作業をしました。
けっこうたくさん見つけ、
みんな驚嘆していました。
こわい‼️・・・と
そして、クライマックスは、
頭蓋骨を取り出し
その中にある米粒大の耳石を探す解剖です。
これも、熱中しました。
耳石とは、
魚が平衡感覚を保つための
炭酸カルシウムの固まりです。
柳原先生は、「耳石コレクター」のマニアとのこと(笑)
最後には、全員が見つけることができました。
昔は、
小学校でフナ、中学校ではカエルの解剖の授業が行われ、
動物の体のしくみを深く学んでいました。
ここ30年位は、ほとんど取り組まれなくなり、教科書からも消えていきました。
解剖によって、人類は動物の体を知り、ヒトの体も知り医学を進歩させました。
ここ数年
現場の先生方から、
食用のアジやイカ、メザシなどの魚の解剖の実践が取り組まれ、広まってきました。
これなら、子どもたちの抵抗感が少なく取り組みやすいです。
柳原先生は、子どもたちのやる気を引き出す天才です。
教材と授業展開で引き付けるという
教師本道の達人です。
you tube で「やなとしチャンネル」を立ち上げ動画を配信していますので、ご覧下さい。
子どもたちは、最後に
「楽しかった!」
「実物の内臓に驚いた。」
「アニサキス、凄かった!」
「耳石、綺麗!」の声がありました。
子どもたちのための活動をがんばる
アクティブママさんたちの行動力にも心を動かされました。
次回は化石探しにしようかと歓談して帰路につきました。
再び川崎の意欲的なお子さんたちに会えることを楽しみにしています。
柳原俊郎先生
解剖のやり方を教える
内臓を取り出す
「もう、慣れた。」
一年生の天才少女さん、優秀!
ママも熱中!!!
初めて見るアニサキス(*_*)
小さな頭蓋骨
見つけた!きれいな耳石
コロナ対策、広い会場です