「どうぞ家に帰って1人で飲んで下さい」「アホやなぁ。飲みで得られる情報あるのに…」“飲みニケーション”不要半数超え
本の題名
「心理カウンセラー坂口由美の鬱病お悩み相談室」
4年制大学の女性のグループの正しい基準は「1対1」のふたりグループです。
女性にとってのグループの構造を大学生のレベルまで展開してみます。原則を言えば、女性が4年制大学に進学すれば、3人から4人といった複数の成員のグループは、形成されないのです。大学生になっても、グループは作られますが、自分ともう一人の女子というふたりグループが大学生のグループの正しい在り方です。大学生は、卒業すれば総合職だったり、教職であったりと、社会の頭脳という規範にかかわる抽象度の高い専門の言葉を勉強するというのが建前です。そのために年間100万円という授業料を4年間にわたって投資して、卒業したら22歳という社会人の位置に到達します。高校を卒業した女子が企業に就職して働いたとすると、年間200万円から300万円の収入を得る計算になります。大学生になった女子は、この収入に加えて新たに150万円は自分に投資していると計上することができます。つまり、大学生になった女子が日々に語る言葉というものは年間600万円に匹敵する「付加価値」の高いものだという単純な形式で裏付けられます。こういう考え方を踏まえてグループの中の女子の関係を考えてみると、相手が喜ぶという女の心情の表現として提供される言葉は、次の4つの話題を差し出さなければなりません。
- 相手が社会的に孤立しない言葉、話題。
- 相手が社会的に成長していける言葉、話題。
- 相手が社会の中で単独で自立していける言葉、話題。
- 相手が社会的な責任や道義的な責任の能力を身につけて、心身の健康を支えることができるための言葉、話題。
このような価値のある言葉の内容にならなければなりません。
大学生は、この4つの次元の知性を自分一人の力で摂取していくという4年間の歳月を送るわけですが、この習得は、授業で与えられたカリキュラムに則して学ばれるのではなくて、自力で「独立した精神」によって学ばなければなりません。それは書物によって習得されるわけですが、本を読むという対話の能力の、知的な葛藤によって身につくものです。このことは、大学生がどんなに多人数のグループに属しようとも、つねに「本と自分」という1対1の対話の関係性が原則をなす、ということです。ところが、今現在の学校とは、労働者を効率よく大量に生み育てる、職業訓練所のような場所でもあります。「本と自分」という1対1の対話の関係性は、学校で教わるものではなく、あくまで独自に訓練しなければならないのです。
この意味がおわかりでしょうか?すなわち、女性のことは何も分からない男性は、女性を管理する職には不適格なのだということです。男性には、女性を管理する能力もなければ、管理能力を磨くために努力する習慣もないのです。なぜならば、労働者になる学校教育を受けて、労働者として働き、その憂さや鬱憤を晴らすために、仕事が終わると「もう嫌だ」「遊びたい」とアルコールに依存する男性、アルコール中毒症状をあらわす男性は、「本と自分」という1対1の対話の関係性を自分一人でコツコツ訓練することに耐えられないからです。ですから、男性は、アルツハイマーに似た症状をあらわして、隣にいる女性や後ろにいる女性を振り返り、聞き耳を立てて、彼女たちの意見や評価を真似して、女の言いなりになって、「俺は管理職だ」と嘯いているのです。
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