北九州マクドナルド殺傷事件、住民「怖くて出歩けない」…「近くの工場前に隠れている男を見た」との情報も
ゼミブック 「身体的内密領域に対する罪の原因は母子密着の成育歴にある」
著者 坂口由美
出版日 2024.12
福岡県のアダルトショップ「アダルトDVDやアダルトグッズ販売店」
児童ポルノは、公然と売買されている
ポルノショップに入ると、成人女性や外国人女性のポルノグッズが販売されている。しかし、その奥には、児童ポルノ専用の個室に頑丈な鈎扉が付いている。警察が来たら扉を閉める。壁に張り巡らされた少女のポルノ写真もいっせいに剥がす。客は、背広姿の40代から60代の男性が多い。また、年に2回「東京ビッグサイト」などの大規模な会場で「コミックマーケット」の即売会がある。ここでも、「児童ポルノ漫画」が公然と販売されている。ここには、何万人もの「非触法ぺドファイル(小児性愛者)」が全国各地から集まって来る。非触法ぺドファイルとは、子どもを性的な対象とする小児性愛者のうち、性加害を実行したことがない人々のことであるが、かっての宮崎勤(死刑囚)も毎回、参加していた。
小児性愛は他者に害をもたらすすパラフィリアの一種である
パラフィリア症(paraphilic disorder)は,性的興奮をもたらす反復的かつ強烈な空想,衝動,または行動によって苦痛または日常生活への支障を来している状態のうち,その対象が生命のない物体,小児,または同意していない成人であるか,自身または相手に苦痛や屈辱を与え,害を引き起こす可能性のあるものである。
パラフィリアでは,特殊な物,状況,および/または対象(例,小児,死体,動物)に対して性的興奮がみられる。
性欲という脳の中の本能をつかさどる働きを完全に抑えつけることは不可能である
DSM-IV(精神障害の分類)「小児性愛(人格障害)」
- 少なくとも6か月間にわたり、少年や少女との性行為に関する、強い性的に興奮する空想、または性衝動、行動が反復する。
- その空想、性衝動、もしくは行動が臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。
- 小児性愛者は、依存的な要素を疑われる人格障害ではあるが、判断能力や責任能力までが失われている疾患ではない。
- 小児性愛者は、通院しない。そもそも小児性愛者は、自分の性の嗜好に対して苦悩を抱かない傾向にある。だから、精神科での治療には無関心なのだ。
- 小児性愛者は、自分のやっていることに悩まないで良いような「思考プロセス」を変えてしまっている。そうしなければ、自分の性的なファンタジーを実現できなくなってしまうからだ。「この子も喜んでいる」「自分が愉しかったから、あの子も愉しかったはず」「本気で抵抗すれば逃げられたはず」など、自分の行動を直視しない言葉で考えている。
- 小児性愛者に限らず、異常性愛者の性的嗜好そのものが変わることは大変難しい。小児性愛者が、正常な性行為が出来るようになるという意味での回復は望めない。
「やってしまえば犯罪になる彼の行為」を「彼が実行に至らないようにする」ことが、指示性カウンセリングの至上命題
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