チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
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吹き替え版NHK「赤と黒」第10話(後半)

2011-12-10 00:30:44 | 韓国ドラマ「赤と黒」




出て行ったと見せかけて,ドアの音だけさせて
もどってきたジェインです。
今度はちゃんと野菜を持ってきました。

思いの外 落ち込んだ様子のゴヌクの姿に
胸の奥がずきんとうずくジェインです。

手料理を作り始めたジェインに
ゴヌクが優しい顔になります。
表情が柔らかいですね。

「ジェイン,信じるか?」
「何?どういう意味?」
「俺のこと…」
「信じられないわよ。こんなひどいうそつき。」
「そうだ。信じるなよ。俺なんか信じるな。」
「…信じる。…あんたのこと,信じる。」

この禅問答のような会話。
ゴヌクは困ったような嬉しいような顔をします。

そして,二人で食事を始めるのですが
テソンからのメールがジェインに送られてきます。
ここで,やっぱジェインは行っちゃうんですよね。
この一度始めたゲーム(?)簡単にはやめられないのです。
それはゴヌクも同じこと。
もっともゴヌクはゲームでなく復讐ですけどね。
それも命を賭けた。今は亡きソニョンに語りかけてましたよね。
「許してくれ姉さん。…全部すんだら罰を受けるよ。」って。

さて,ゴヌクを置き去りにしてテソンと食事するジェインですが
高そうな食事も心ここにあらずという感じで
あまり味わってない様子です。
置いてきたゴヌクが一人で食事しているかと思うと
心がまた痛むのでしょうか。

ゴヌクも一人の食事をしながら
ジェインのことを考えているのでしょう。
自分の分を食べ終えた後,
ジェインの分も座り直して
もくもくと食べ始めます。
なんとも哀しい食事風景です。
韓国では一人で食事するのは
とても侘びしい感じに取られるそうですから
とても印象的なシーンではないでしょうか。

このシーンの後,ゴヌクはテラに再び接近します。
ホン家の人々を心身ともに無茶苦茶にし
不幸にするのが目的ですから
やさしそうに見えてどこか冷たく恐ろしげな感じが
否めません。

テラの看病をして徹夜した翌日,テギュンを追い詰める記事も
出し一仕事終えたゴヌクは会社の廊下の窓際に座り居眠りをします。
そこにジェインが通りかかり…




「ねてるの?」
顔の前で手を振っても反応がないので
そのまま行こうとすると
さっと手首をつかまえて横に座らせます。
「夜になにしてたの?」
「仕事」(う~ん,まあ確かに仕事かなあ)
「どんな?」
「とにかく,仕事」
「副業?」
ゴヌクは嗤いながら「ああ」
頭をジェインの肩に乗せると無防備な寝顔。
「なあ,少しだけこうしててくれ」
「やだ…やめてよ。人が見てるわ。」
「心配するなって,ホン・テソンは外だから」
「そんなこと心配してないわよ。」
「一分だけ」
「忙しいのに…」
まんざらでもないジェイン。
愛おしそうに顔をのぞき込みます。
「ゴヌク,昨日はごめんね。今度は一緒に食べよ。」
きゃー(>_<) 一気にテンション急上昇ですよね。

髪をさわろうとしてまたためらいます。
でも,ゴヌクの頭に自分の頭を寄せてほほえみます。
つかの間の幸せな瞬間です。