ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

思い出話。垢すり・その2

2015-09-12 17:20:00 | 日記
垢すりレディは、1人は痩せた小柄な人、
もう1人は恰幅のよい大きなおばさん、といった風体。

2人共、何故か下着姿であった。
大きなおばさんは黒いブラとパンティーを付け、
痩せた方はピンクのスケスケパンティ1枚…

私達が風呂上がりの真っ裸だから?
濡れた場所で垢すりすると自分達もどうせ濡れちゃうから?

いやいや、それにしたっても
なんかそれっぽいユニフォームとか着ればいいじゃない!

ビニールでくるんだ施術台の上にそれぞれ転がされ、
垢すりスタート。

私の担当はピンクのスケパン
専用の垢すりクロスみたいなのを使って、
足の先からガシガシ擦り始める。
思った程は痛くないのだが、
も~、それはそれは身体の隅々までくまなく擦ってくれちゃうのだ。

ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…!
私マッパなんだから、そんなトコ、危険、危険!
私自身もアブナ~イ!という感じだが、
私の足の先が、スケパンの股間にジャストフィットしている。
せめて、ブルマーでも穿いててくれればいいのに、
やたらと薄い生地のスケパンを通して
おばちゃんの股間の感触が足の先に伝わってくる。

しかも、力一杯擦るもんだから、
ツルツル滑る施術台の上で落ちないように
踏ん張るのが大変。

どうにか転げ落ちることなく、身体の垢すりは終了し、
「今度はキュウリパックシマース」と
愛想も素っ気もない言い方で頭をガッと掴んで座らされ、

青臭いドロドロとした物体を顔に塗りたくられる。
その後は「乳酸菌パックシマース」と
「これ、ヤク○ト?ヤ○ルトだよね?」という液体を
顔面にブシャー!と掛けられ、

「ハイ、終わりね。シャワー浴びる」とシャワーを浴びるよう促され、
ヘロヘロになって垢すり体験は終了した。

確かに垢は大量に出て、肌はツルピカになった。
でも、疲労感はハンパないっす。

後日、同じ職場の同僚に「垢すり行ったんだ~」とお店のパンフをあげたら興味を持ったようで、
お姉さんと一緒に行ったそうだ。

「スゴい気持ちよかった~!」とエラく気に入ったようだった。
人によっては、ツボにハマるんだなぁ、教えてあげてよかったわい、
と思っていたら、

しばらく経って「垢すり、また行ってみたんだけどね…」
「男性専用の店になってた~」との報告を受けた。

男が垢すり?しないよな~。
もともとそっち方面の店にチェンジするつもりで作ったのか
あの場所で女性専用はさすがに無理だったのかはわからないが、

めったに踏み入れることの出来ない場所を体験することが出来て
今となっては感謝である。

注意!
場所柄ゆえの特殊性だと思われます。
他は知らないが、多分普通の垢すりは
もっとフツウだと思います。

銀太のお気に入りの場所。
古新聞袋

中身が詰まってて中に入れず。