ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

新年会の帰り道

2016-01-23 22:25:00 | 日記
昨日は職場の新年会。
みなとみらいにあるホテルでビュッフェバイキング。

飲み放題ではないけど、女の人ばかりなので
とりあえずみんな「食べ」に走るためさほど不満はない。

時間制限もないので、ひたすら食べまくり、
さてお開きとなりました。
も~食べれない。何にも入らない。
うっかりゲップでもしようものなら、食べたモノが出てきそう…
なんて口々に言いながら帰途につく。

私は相変わらずの車なので、同じ方向の人を載せて走り出した。

ちなみに、自宅からみなとみらいまでは
まったく簡単な道順なので迷いようもないのだが、
ホテルの隣の「クィーンズスクェア」という建物の駐車場がほぼ迷路。

観覧車の真後ろにあるのがクィーンズスクェア。

駐車場が地下4階とか5階にあり、
そこまで下るのも途中の業者用の通路の分岐とか、
一本間違えると出口に行っちゃうよ、みたいな数々のトラップをくぐり抜けて
ようやく駐車スペースにたどり着ける。
もうホントに立体駐車場とか、地下駐車場とか苦手…

話が横道に逸れてしまった。
今回は別に迷子ネタではない。

帰り道、車の中でたわいもない話をしながら
運転していると、
う…足がつった…
しかも右足の向こうずね…
急に「ギューッ」とくる感じではなく、
ジワジワと忍び寄ってくる感じ。

車はもちろんAT車なので右足一本で動かしているようなもの。
踵を付けてアクセルとブレーキを交互に踏むには
常に向こうずねの筋肉が弛緩と収縮を繰り返している。
しかも、中途半端な加減の状態が続いているものだから
足のつりを治すきっかけがない。

ヤバい。どうしよう?
路駐して、一旦足を休ませるか?
でも、この様子だと逆にキッチリ伸ばしたりすると
こむら返りにとどめを刺して取り返しのつかない事態になりそうな気もする。

頭の中で残りの道のりと足の様子、道路の混み具合等を必死で計算し、
このまま走破することにした。

だが、足首を曲げてのペダル操作はキビシイため、
膝→足首は固定して太ももの上げ下ろしでペダル操作をすることに。

あぁ!ここに「芍薬甘草湯」があれば…!

芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)とは、
こむら返りなどの筋肉の痙攣による痛みを緩和する漢方薬である。

基本的に漢方薬というのは体質改善的な要素が大きいため
速効性というのはあまり期待出来ないことが多いのだが、
この薬に関してはすぐに効果が現れるそうだ。

私は使用したことないのだが、
バイト先の忘年会にて、その情報を入手した。
だったら現物も入手しとけばいいものを、
喉元過ぎたら熱さを忘れてしまうので
次につるまで忘れていた。
それが今だ。

とりあえず、安全運転を心がけ、
同乗者に不安を与えてはイカン、と平静を装いながら運転を続け、
ようやく無事に同乗者を降ろすことに成功した。

後はなるべく短い距離で帰る道を脳内検索し
自宅に着いたらミッションコンプリートである。

結局家に着くまでこむら返りは持続し
変な風に筋肉痛になってしまったが、
無事に帰れたことに比べたらどうということはない。

芍薬甘草湯、飲んでから効果が出るまで5分ぐらいかかるそうだが、
運転している間20分ぐらいつりっ放しだったので
全然ありがたい。
ただなぁ~…漢方薬、まずいんだよな…