ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

赤玉はら薬

2016-01-26 22:53:00 | 日記
以前、腹痛持ちの次男の常備薬として紹介した
「赤玉はら薬」前の時は実家の母に分けてもらったのだが、
近所のドラッグストアに売っているのを発見しすかさず購入。


スーツ姿の紳士が腹痛に悩まされている。
これは早急に対処しなければならない。
そんな時には「赤玉はら薬」である。

箱の裏を見てみると、用法・成分等書いてある。

どうやら成分は、漢方薬的な生薬のようだ。
そして驚くべきは飲む量である。
成人は1回20錠!
小5の次男でも14錠である。

ちなみに中身はこんな感じの、
これまた懐かしの「梅仁丹」または「梅ミンツ」のような形状。

1個の大きさは直径4mm程度なので、
たくさん飲むといってもさほど苦ではない。
だが、 数えるのがちょっと大変…

これこそが私が小さい時から腹を壊した時にお世話になっていた「赤玉」

パッケージに多少の違いはあるが、
布袋さまがサラリーマンに降格になっただけである。

薬自体には味もニオイもほとんどなく、
また小粒でザラザラっと飲めるので、
お腹の急降下時にはオススメだ。

この薬に慣れていたため、看護学校の時に学校で腹を壊した際、
保健室で「ラッパのマーク」を初めて渡された時には
もうそのキョーレツなニオイでノックアウトされてしまい、
先生に見つからないようにこっそりゴミ箱に捨ててしまった。
やることが子供と同じである。

でも、ラッパのマークに慣れている人は
「あのニオイじゃないと効かないような気がする」とまで言っていた。
わたし的には、あのニオイの破壊力で腹を壊してしまいそうだ…

また別の友人は、腹を壊した時はビオフェルミンだったそうで、
「おやつ代わりにもボリボリ食べられる」
「ヨーグルトっぽい味がする」
と言っていて、私も試してみたが
粉っぽいだけで特においしさは感じられなかった。

みんなそれぞれ各家庭ならではの薬を愛用していたようだが、
その効果の3割は親からの
「これ飲めば治るから!」という刷り込みである気がしてならない。