12月、師走、歳満月とも言います。
寒い寒い風がふいて来ました。
夫の帰りも遅く、子供たちも寝る時刻。特に見たい番組等もない夜は読書タイムです。
暖かい部屋でソファにもたれつつ選んだのは、コツコツ大掃除を始めて整理した本棚に眠っていた数冊の少女コミック。
山本鈴美香作 『7つのエルドラド』
作者は『エースをねらえ!』で有名ですね。
連載は生まれる前、単行本は例によって母からの譲り受けです。
エースはとにかく完成作品なので安心安定ですが、『7つのエルドラド』は未完です。1991年に続刊を出す出すと言っていたのに結局出なかったという読者泣かせの大作の未完です😢
作者がどうやら新興宗教の教祖様になったらしく、それじゃ漫画どころじゃないよねぇと諦めてます。はぁ💨
『エース~』も宗方コーチが亡くなって、アメリカへ向かうひろみの耳に「岡 エースをねらえ!という言葉を魂となって伝える泣けるシーンで終わっても良かったんです。
第二部はコーチの死を知らないひろみがアメリカで準優勝をして、コーチに知らせたいと無邪気に喜ぶひろみが日本に帰国してコーチの死を知って、ひろみやひろみの周りにいる藤堂さん、お蝶夫人、尾崎さん、千葉さん、蘭子さんを巻き込んでの凄まじい慟哭が始まります。
コーチの無二の親友、桂大悟がひろみのコーチを引き継ぎますが、テニスのコーチいうか桂コーチは僧侶なので、精神的な指導がメインでしたが、一応テニスのコーチもしていたようで、打点を変えるという高度な技を伝授してました。
『エースをねらえ!』はスポ魂ですが、テニスの王子様みたいに魔球というか必殺技はありません。ひたすら努力で技を身につけるのです。厳しいコーチは高みからひろみを導き、ひろみを愛する藤堂さんは下からひろみを支え、世界に押し出す。
ひろみは天才じゃないけど、天性の明るさとくじけない強さでコーチに吐く程厳しい特訓をされてもついて行き、男性並の体力を身につけ、高校女子チャンピオンにまでなります。
「よく、よくここまでついてきてくれた」とコーチも満足そう。
宗方コーチの役目は終わって、後はひろみの力次第で良かったのに、第二部開始です。
はっきり言っていらなかった。
第二部の終わりだって世界に羽ばたくひろみに、桂コーチが「岡 エースをねらえ!」って叫ぶシーンで終わりですよ。桂コーチの後ろには宗方コーチの面影が重なる。第一部と変わらない。
第二部はやたら説教臭く、宗教臭くてなんだこれは、な世界でしたが、ともかくひろみは世界で戦うテニスプレイヤーになることだけはわかって、完成して良かったです。
『7つのエルドラド』
風呂敷は広げまくって、畳まないで未完。
酷いよ~
絵もめちゃくちゃ綺麗で、時代はエリザベス一世当時のイングランド。同じキリスト教がぶつかり合う時代。
背中にエルドラドへの暗号をインカ人に刻まれた主人公の双子の片割れ、運命のヒロインオリビエ。
兄のエロールも相愛のアーサーも悲しいロレンツォもどーなるんだ!
年頃になるまで性別を隠すレッドフォード侯爵家の美しい天使のような双子のエロール=リーとオリビエ=リー
オリビエを守る銀の瞳の美男子マンスフィールド伯アーサー=ローレンス二人の恋の行方だけでも知りたい!
もう一人、オリビエに全てを命さえも捨てる程愛してる男性。
イタリア人の画家ロレンツォ=クレメンテ公爵。実はバチカンの法王の不義の息子サンドロ君。お蝶夫人のような絶世の美貌の公爵。
二人はオリビエのために自己犠牲を厭わない。
この三角関係はどうなるの!
ロレンツォには死亡フラグが常に立っている。
本人が生きていたくないから。彼を現世に繋いでいるのはオリビエただ一人。
ロレンツォの幼なじみ、スコットランドの元女王メアリ=ステュアートの落胤、オリビエたちを狙う紅蜴ことラウール。
二人の関係もBLぽいけど深い深い愛情がある。そして、お互い愛する女性のために決別しちゃう。
そこで既刊は終わり。
どーなるの!エルドラドの宝は一体何?黄金なんて俗なもんじゃないんでしょ?あ~もやもや。
もういまさら教祖様に描いて欲しいと思わないから、誰か絵の綺麗な方、続き描いて下さい。
左がアーサー 真ん中オリビエ 右がロレンツォ
イングランドの金髪の天使。双子の兄妹
横顔が兄エロール 隣が妹オリビエ
絵も古いけど、綺麗。綺麗なものは好き😍
読んでくださり、ありがとうございます。
では、また。
寒い寒い風がふいて来ました。
夫の帰りも遅く、子供たちも寝る時刻。特に見たい番組等もない夜は読書タイムです。
暖かい部屋でソファにもたれつつ選んだのは、コツコツ大掃除を始めて整理した本棚に眠っていた数冊の少女コミック。
山本鈴美香作 『7つのエルドラド』
作者は『エースをねらえ!』で有名ですね。
連載は生まれる前、単行本は例によって母からの譲り受けです。
エースはとにかく完成作品なので安心安定ですが、『7つのエルドラド』は未完です。1991年に続刊を出す出すと言っていたのに結局出なかったという読者泣かせの大作の未完です😢
作者がどうやら新興宗教の教祖様になったらしく、それじゃ漫画どころじゃないよねぇと諦めてます。はぁ💨
『エース~』も宗方コーチが亡くなって、アメリカへ向かうひろみの耳に「岡 エースをねらえ!という言葉を魂となって伝える泣けるシーンで終わっても良かったんです。
第二部はコーチの死を知らないひろみがアメリカで準優勝をして、コーチに知らせたいと無邪気に喜ぶひろみが日本に帰国してコーチの死を知って、ひろみやひろみの周りにいる藤堂さん、お蝶夫人、尾崎さん、千葉さん、蘭子さんを巻き込んでの凄まじい慟哭が始まります。
コーチの無二の親友、桂大悟がひろみのコーチを引き継ぎますが、テニスのコーチいうか桂コーチは僧侶なので、精神的な指導がメインでしたが、一応テニスのコーチもしていたようで、打点を変えるという高度な技を伝授してました。
『エースをねらえ!』はスポ魂ですが、テニスの王子様みたいに魔球というか必殺技はありません。ひたすら努力で技を身につけるのです。厳しいコーチは高みからひろみを導き、ひろみを愛する藤堂さんは下からひろみを支え、世界に押し出す。
ひろみは天才じゃないけど、天性の明るさとくじけない強さでコーチに吐く程厳しい特訓をされてもついて行き、男性並の体力を身につけ、高校女子チャンピオンにまでなります。
「よく、よくここまでついてきてくれた」とコーチも満足そう。
宗方コーチの役目は終わって、後はひろみの力次第で良かったのに、第二部開始です。
はっきり言っていらなかった。
第二部の終わりだって世界に羽ばたくひろみに、桂コーチが「岡 エースをねらえ!」って叫ぶシーンで終わりですよ。桂コーチの後ろには宗方コーチの面影が重なる。第一部と変わらない。
第二部はやたら説教臭く、宗教臭くてなんだこれは、な世界でしたが、ともかくひろみは世界で戦うテニスプレイヤーになることだけはわかって、完成して良かったです。
『7つのエルドラド』
風呂敷は広げまくって、畳まないで未完。
酷いよ~
絵もめちゃくちゃ綺麗で、時代はエリザベス一世当時のイングランド。同じキリスト教がぶつかり合う時代。
背中にエルドラドへの暗号をインカ人に刻まれた主人公の双子の片割れ、運命のヒロインオリビエ。
兄のエロールも相愛のアーサーも悲しいロレンツォもどーなるんだ!
年頃になるまで性別を隠すレッドフォード侯爵家の美しい天使のような双子のエロール=リーとオリビエ=リー
オリビエを守る銀の瞳の美男子マンスフィールド伯アーサー=ローレンス二人の恋の行方だけでも知りたい!
もう一人、オリビエに全てを命さえも捨てる程愛してる男性。
イタリア人の画家ロレンツォ=クレメンテ公爵。実はバチカンの法王の不義の息子サンドロ君。お蝶夫人のような絶世の美貌の公爵。
二人はオリビエのために自己犠牲を厭わない。
この三角関係はどうなるの!
ロレンツォには死亡フラグが常に立っている。
本人が生きていたくないから。彼を現世に繋いでいるのはオリビエただ一人。
ロレンツォの幼なじみ、スコットランドの元女王メアリ=ステュアートの落胤、オリビエたちを狙う紅蜴ことラウール。
二人の関係もBLぽいけど深い深い愛情がある。そして、お互い愛する女性のために決別しちゃう。
そこで既刊は終わり。
どーなるの!エルドラドの宝は一体何?黄金なんて俗なもんじゃないんでしょ?あ~もやもや。
もういまさら教祖様に描いて欲しいと思わないから、誰か絵の綺麗な方、続き描いて下さい。
左がアーサー 真ん中オリビエ 右がロレンツォ
イングランドの金髪の天使。双子の兄妹
横顔が兄エロール 隣が妹オリビエ
絵も古いけど、綺麗。綺麗なものは好き😍
読んでくださり、ありがとうございます。
では、また。