暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

雛祭り 大好きな行事

2016-03-03 22:31:27 | シンガーソングライター
両親が娘のために購入したひな人形は、秋篠宮紀子妃殿下がお持ちのひな人形で、両親は娘のために頑張ってくれたなぁと愛情を感じます。
本当は団飾りにしたかったようですが、飾るのもなおすのも保管場所にも困るので親王飾りですが、御簾が付いているので組み立てはやっぱり大変です。
小さい頃は少し怖かったお雛様ですが、自分で飾るようになると、お顔や衣装に目が行くようになり、最近はお雛様を眺めるのが好きになって、静かに眺めながら、娘の良縁を願ったりしてます。
気が早い話ですが。


気がつかれた方もいらっしゃると思いますが、我が家のお雛様様は京都様で飾っています。
東京をはじめ、普通はお内裏様は左側、お姫様は右側に飾りますが、京都では昔から反対でお内裏様が右側でお姫様は左です。


こうですね。
普通とは違うけど、公家文化は京都ですから京都様にしてます。


豪華ですね💕
最近はリカちゃんのお雛様バージョンもあります。



可愛いですが、やはり古典的なお雛様がいいのではないでしょうか。二つ目にというならいいかもしれませんね。

圧巻ですね。
昔、酒井美意子さんとお話する機会があったのですが、美意子さんはもと加賀100万石の前田家のお姫様です。酒井家に嫁がれました。
学生だった私は歴史に名を残す前田利家の末裔の方と話すなんて、夢のようでした。
美意子さんの少女の頃は上のように代々の奥方さまやお姫様の持ち物だったお雛様を女中さん達が徹夜で飾りつけるそうです。
時代によってやはりお顔や衣装も違うそうで、古いものほど上品なお顔立ちだったわねと懐かしそうに話してくれました。
ほんの数分しかお話出来ませんでしたが、沢山の本を書かれ、マナーの先生で、元華族の本物のお姫様とお話できたのは、宝物のような時間でした。
良き日本を知っている方。色んなお話を聞きたかったのですが、お忙しい方だし、私如き小娘と話す暇などなかったでしょう。
もうお亡くなりになりましたが、残された本は私のお手本であり、昭和初期の華族の風習を知る教科書です。

脱線しましたね。
雛祭りなので、ひなあられをお雛様にも。




シャドーboxじゃないけど、雛祭りのオーナメントを作りました。




裏はウサギさん。

仲良く召し上がって下さいね。

季節の行事は子供達になるべく伝えていきたいと思ってます。
イースターやハロウィンやクリスマスなど西洋のイベントも楽しいですが、日本の伝統行事も大切にしたいですね。



読んでくださりありがとうございます。
では、また。