和貴の『 以 和 為 貴 』

【論語 二十二日目】 詩三百、一言以て之を蔽う


詩三百、一言(いちげん)以て之を蔽(おお)う


「子 曰わく、詩三百、一言以て之を蔽う。曰わく、思邪(おもいよこしま)無し。 」


■その意味は?

詩経にはおよそ三百篇の詩があるが、その全体を貫く精神は、 "思い邪(よこしま)なし" ということである。

(「論語」一日一言より)


■感想

いま私は、学びの中で己自身を省みることを心掛けてはいるが、時折、現代人的な目線で解釈や評価へと繋げてしまう傾向に陥ることがある。然るに、こうした邪念は、学ぶということの有り難みを忘れてしまっているからに他ならないわけであり、学生時代、教壇に立つ先生に頭をさげ、礼を捧げたのと同じように、謙虚な心と純粋な心を以て "学" を修めてまいりたい。


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