和貴の『 以 和 為 貴 』

ほんのちょっぴりの保守


新年、明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。


さて、長らくニュース報道やそれら情報というものを遮断し、少しばかり無関心さというものを体現してみようと思ってきたわけではあるが、久しぶりにニュース報道を観て感じたことを綴ろうと思う。


まず第一に感じたことというのは、日本という国家が、いつから他国に対する内政干渉をするような国家になってしまったのか?

ということである。

政治的でいえば、民進党や共産党がまさにひどいものであり、これら言動をみていると、米国がまるで"わが国の敵国対象だ!"とばかりの言いようであり、そんなに米国と戦争をしたいのか?70年前の惨劇を又ども繰り返したいのか?・・・と感じて仕方がない。

民主的多数欠で選出されたトランプ大統領である。

それは多くの米国国民の支持や期待感があってこそであり、温かく見守りながら、わが国に有益な政治運営を心がけていただきたいものである。

そして日本の主要メディアの報道も、やはりというべく、ひどいものである。

反日・反米というよりも、自分たちの思想信条と違うものに対する圧力というべきか、まさに差別的要素満載であり、こうした圧力や捏造というのは、米国国民はおろか、世界の一般大衆に対する選民思想の成せる技(人種差別)であると筆者は考える。



そして第二に感じたことというのは、筆者自身の立ち位置で考えたとき、今後の保守の暴走を危惧するところでもある。

筆者自身はまぎれもなく左翼であり、リベラリストでもある。無関心さを体現すれば、たしかにそうであると実感させられる。

戦後70年のなかで、左翼・リベラリストの暴走がわが国を蔓延ってしまった。そしてこの戦後70年間で、もはや保守的な考え方というのは「時代遅れだ」とか、「右翼だ」などとレッテルを貼られ、息苦しさがこみ上げてきた。

筆者自身も昨年のある時期まで、自分自身で「真正保守」だと奮い立たせてきた。

しかし、こうした「保守」という考え方にも問題があるのではないだろうか、と疑問を抱くようになった。

それは、昨年の今上陛下のお言葉を頂戴してよりのことではあるが、あらゆる権利に守られ温々と過ごす日本国民に対する陛下の想いというものは、その身でなければ到底わかるはずもなく、それなのに、「陛下のお気持ちに沿った・・・云々」などと平気で謂うものが溢れてしまったのだ。

たしかに行き過ぎた左翼・リベラリストの考え方には、日本という国を貶めるための要素は満載ではあるが、しかし、行き過ぎた保守もまた同じことである。


ほんのちょっぴりの左翼と、ほんのちょっぴりの保守でちょうど良いバランスがとれることはいうまでもなく、しかし、その中間となるべく所謂「普通(中道)」状態を保つことこそがなにより困難でもある。


そうした困難を無視し、左翼だ!保守だ!に世が分断することは、国家にとってこれほど危険なことはなく、左翼が叫べば保守が吠え、保守が叫べば左翼が吠える・・・。

まさに愚の極みだ。

行き過ぎた左翼・リベラリズムが蔓延ってしまった現在わが国ではあるが、ほんのちょっぴりの保守的思想を以て、自主憲法制定・安全保障改善・教育改善、そして政治・経済の質の向上を計る努力を国民全体がほんのちょっぴり意識していかなければならない。


と、そんな風に感じた年明け最初であります。



〔 ご訪問、有難うございました。 〕

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コメント一覧

ゆぅすけです。
小平次さん、こんばんは!
いやぁ~、長らくご無沙汰しておりました。
現在わたしは、ブログ活動から離れ、オンラインゲームのようなところで、その想いを実践しております。

まさにそこは、グローバリスト、リベラリストの巣窟のような空間であり、外国の方や、在外日本人の方々も大勢おられます。もちろん国内の方々も多く参加されておられます。

ブログのように多くの方がたに伝えるということは無理ではありますが、直接的に伝えることができます。

実際、何人かの方々からいろんなご相談だったりを受け、日々「和の心」を伝えさせていただくご縁に巡り合うことができ、まさに感謝の念でいっぱいであります。


保守と左翼・・・

まさに阿呆と莫迦(ばか)の絡み合いであります( ´艸`)


このような西欧的哲学・西欧的思考はわが国には不要のものであり、それ以上に小平次さんが常々仰られております、わが国古来の皇室を中心とした「君民一体」の間柄こそが、まことの伝統・文化であり、それを護る努力だけは怠ってはいけないと、日々肝に銘じておる所存であります。


わたしが今回の記事をアップしてのち、遅まきながら小平次さんの記事を読ませていただきました。

まさに同じ想い、同じ志であるということを、改めて強く実感させていただきました。

多くを交わさずとも、同じようなときに、同じような想いを抱くということに、安らぎの気持ちみたいなものを感じさせていただきました。


まだまだ、世は暗雲たちこめますゆえ、息苦しさや虚しさをおぼえることとは思いますが、どうかお身体の方、勞ってあげてください。


そして、またいつぞや、語り合いましょう!ヽ(*´∀`)ノ


ではでは、ありがとうございました。
小平次
待ってました!
ゆぅすけさん

ご無沙汰です!

しばらく更新がありませんでしたが、頂いていたコメント等から何となくはお気持ちをお察しておりました。

それでもやはり少し寂しいような気持ちもあり、その寂しさに耐えられず(笑)、実は昨日、直接ご連絡させて頂こうかとすら思っておりました(実話)

今回の記事、全く同感であります

有史以前より受け継がれ、古代の先人達から近代まで、日本人が護ろうとしていたもの、護りつづけてきたものは何か

その中心に天皇と皇室の皆様がいらしてくださる

それを感じることができるのであれば、おのずと「保守」とは何か

わかるような気がします

おかしなもので、最近数は少ないものの、私が、確実に「保守言論人」と思っている方々の論が、ちょっと視点を変えれば「リベラル」に聞こえる

そのため「行き過ぎた保守連中」からは左翼呼ばわりされている

私自身もまた、時に「左翼、リベラル」と言われる方々の論に共感することがある

護るべきものはなにか

考えていけば

ゆぅすけさんのおっしゃる

「ほんのちょっぴりの左翼と、ほんのちょっぴりの保守」

そうなると実感しております

時に感情的になったりもしますが、今回ゆぅすけさんが書かれているように、自分を保っていけるようにしたいと思います

このたびの記事を拝読させて頂き、もっともっとたくさんのお話がしたいという欲求にかられますが、すでに長々失礼してしまっておりますのでこの辺で

ありがとうございました

PS
先日大腸の検査をしましたら大きなポリープが4つも見つかり、切除後、数日間入院となってしまいました(;_;)

幸い良性でしたが、ちょっとひやひやしました

ゆぅすけさんもお身体ご自愛しつつお過ごしくださいませ


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