パク・クネ(朴槿恵)大統領に対する弾劾決議が可決され、最高指導者が職務執行中である南鮮韓国の今後の成り行きというものが注目されるところではあるが、何故このような事態に陥ってしまったのか、と考えた場合、いろいろと細かいことばかりが報道やネットのなかで騒がれてはいるようだが、最大の問題点は、行き過ぎた民主主義政策と憲法や法律を重視しすぎたばかりに起こった悲劇であるということを指摘しておきたい。
これまで人類史上、南鮮韓国のように民主主義を称する国家において、現在多発しているような100万人が参加する大規模なデモがおこった事例はない。
強いていうなれば、独裁国家による悪政に対する民衆の怒りによるデモ、または革命というものが大勢を占めてきたわけであるが、南鮮韓国のように独裁国家でもない国で起こる大規模なデモというのは、最高指導者だけの責任を問うためのものではないはずである。
腐敗した政治・経済、そして国民の意識・・・
まさに民主主義と法の支配の成れの果てと捉えなければならないところではあるが、日本も似たようなシステムであるため、やはり民主主義や法の支配自体を否定的に捉えた意見というのは稀であり、極佐政党でさえも、このことについては一切言及していないのだから、それは致し方なしというべきか。
というよりも、現在南鮮韓国で起きている悲劇が、日本よりも先に起きてしまったことに、日本の大手新聞社などの極佐団体は悔しがっているのではないだろうか。
兎も角、来年4月以降、次期大統領選出に沸き立つであろう南鮮韓国民たちに期待することといえば、同じ過ちを繰り返さないことは勿論ではあるが、国家国民として何が善で何を選択すれば良いのかということを深く考えてほしいところである。
「韓国は儒教の国」という人がいるが、筆者としては、それとは全くの逆の国だと解釈している。
行き過ぎた民主主義と行き過ぎた法の支配のなかで、他国の文化や技術を急激に採り入れようとしたあまりに、国家国民としてのあり方そのものを見失ってしまい、真の敵国さえも見誤ってしまった。
自分たちの国家は自分たちで守る!
そうした強い意志は、他の国家との信頼関係改善にも繋がっていくことであり、強い政治・強い経済、そして国民の強い意志というものを今後期待したいものである。
筆者としては、民主主義と法の支配の成れの果てというものをこの目で確認できたことは、実に喜ばしいことではあるが、しかし、それが隣国で起きている悲劇だということを真摯に受け止めなければならず、さらなる悲劇が起きないことを、ただただ願うばかりだ。
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