和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:111日目 周公の才の美有りとも


周公の才の美有りとも


「子 曰(のたま)わく、如(も)し周公の才の美有りとも、驕(おごり) 且つ吝(やぶさか)ならしめば、其の余(よ)は観るに足らざるのみ。。」


■その意味は?

孔子(先生)が言われた。
『たとえ周公のような才能があっても、〔自分の才能に溺れて〕それを誇り、他人の長所をも認めないようであれば、そのほかのことは、もはや見るに足らない。』

(「論語」一日一言より)
 

■感想

自分と同類の人だからといって、そればかりではどうしようもない。自分に無いものを補ってくれる人、また、こちらが補うことができる人同士で助け合っていかなければならない。時には、そうした心の寛容さも必要ということであろうか。


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