あおり運転、厳罰化検討へ=27日から党内で議論-自民
時事通信 2019年08月24日
自民党は23日、社会問題化している「あおり運転」について、厳罰化を視野に対応策を検討する方針を固めた。道路交通法や刑法などの改正、新規立法を想定。27日から党交通安全対策特別委員会で議論を始め、早ければ秋に想定される臨時国会での法整備を目指す。
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【 所 感 】
"あおり運転" に対する厳罰化も大事ですが、運転免許証取得において、その人物が本当に自動車運転(二輪車含め)に適正であるかどうかなどの「厳格化」というものを、さらに強化していただきたいと思います。
"公" の道路、即ち公道を利用する以上、やはり最低限のモラルやマナーを守るは当然のことといえますし、それを道交法や刑法でもって補うというのはあまりに短絡的な考え方ともいえ、これ以上、国民を委縮させるような政策というのは許し難い行為ともいえます。
しかも、議員立法さえしていれば、政治家としての務めを果たしている、という現在の立法府の在り方にも、甚だ疑問を感じます。
「国民のため」といいながら、結局のところは新たな利権を生み出す仕組みに陥ってしまっているわが国の政財界において、「これ以上のリスクを背負いたくない」と感じる国民が後を絶たない限りはどうしようもなく、例えて、物流業界の人手不足が懸念されているように、やがては日本経済全体の悪影響に繋がっていくことも念頭に、深く国民的議論が必要になればと考えます。