東京五輪の“旭日旗”問題、「日本は言い逃れ」
と中国メディア
レコードチャイナ:2019年9月28日(土) 8時0分
中国共産主義青年団の機関紙・中国青年報は27日、東京五輪・パラリンピックでの旭日旗の持ち込み問題が物議を醸していることについて、「日本側は言い逃れをしている」とする記事を掲載した。
記事は、「日本が旭日旗の会場への持ち込みを許可する理由として挙げたのは、『旭日旗は日本国内で広く使用されており、旭日旗自体は政治的な宣伝の道具ではないこと』だが、これに第2次世界大戦期に日本の侵略を受けた隣国各界の抗議が飛んだ」とし、会場での旭日旗使用や、パラリンピックのメダルのデザインが旭日旗に似ていることについて、韓国などから強い不満の声が上がっていると指摘した。
中略
日本の外務省の大鷹正人報道官は18日の会見で「旭日旗は軍国主義の象徴」との指摘に「決してそんなことはない」と強調し、「大漁旗や出産、節句のお祝いなど国内外で現在も広く使用され、長い歴史を誇るもの」とコメントしたが、中国青年報の記事は「日本は一貫して言い逃れをしている」とこれを批判した。
記事はその理由について、「日本において“軍旗文化”は社会生活の多方面に浸透している」とし、「野球やサッカーのスタジアムで軍旗を振って応援する様子は頻繁に見られる。CDのデザインや、子ども用のゲーム機にも頻繁に軍旗が登場する。日本の主流メディアである朝日新聞社の社旗も、なんと旭日旗のデザインを採用している」と指摘。さらに、「日本の右翼団体が公共の場所で使う道具でもある。9月15日には右翼団体が東京で旭日旗を掲げてデモを行い、『日韓断交』などのスローガンを叫んだ」と続けた。
記事は、「日本が旭日旗の会場への持ち込みを許可する理由として挙げたのは、『旭日旗は日本国内で広く使用されており、旭日旗自体は政治的な宣伝の道具ではないこと』だが、これに第2次世界大戦期に日本の侵略を受けた隣国各界の抗議が飛んだ」とし、会場での旭日旗使用や、パラリンピックのメダルのデザインが旭日旗に似ていることについて、韓国などから強い不満の声が上がっていると指摘した。
中略
日本の外務省の大鷹正人報道官は18日の会見で「旭日旗は軍国主義の象徴」との指摘に「決してそんなことはない」と強調し、「大漁旗や出産、節句のお祝いなど国内外で現在も広く使用され、長い歴史を誇るもの」とコメントしたが、中国青年報の記事は「日本は一貫して言い逃れをしている」とこれを批判した。
記事はその理由について、「日本において“軍旗文化”は社会生活の多方面に浸透している」とし、「野球やサッカーのスタジアムで軍旗を振って応援する様子は頻繁に見られる。CDのデザインや、子ども用のゲーム機にも頻繁に軍旗が登場する。日本の主流メディアである朝日新聞社の社旗も、なんと旭日旗のデザインを採用している」と指摘。さらに、「日本の右翼団体が公共の場所で使う道具でもある。9月15日には右翼団体が東京で旭日旗を掲げてデモを行い、『日韓断交』などのスローガンを叫んだ」と続けた。
以下省略
(翻訳・編集/北田)
【 所 感 】
そもそもとして、スポーツを観戦する際、黙って試合を観戦できんのか?
以上。
子 曰わく、君子は争う所無し。必ずや射か。
揖譲(ゆうじょう)して升下(しょうか)し、而(しか)して飲ましむ。
其の争いや君子なり。
選手も応援する側も "一心同体" となりて試合に臨み、勝敗など関係なく、戦ったあとは互いに最高の敬意を払う 。
まさに、これこそが日本人としての美徳であり、日の丸や旭日旗を用い、世界の人々に醜態をさらけだすようなことだけは厳に慎んでいただきたいものです。