和貴の『 以 和 為 貴 』

天と地の架け橋(再)

ゆぅすけです。

過去に私が投稿した記事であります。

現在私は論語を学んでおりますが、その基本的な考えは変わっておりません。


和 の 心


この心を土台とし、日本人的な論語の解釈を心がけてまいりたいと思います。


天と地の架け橋
  
(平成25年09月15日投稿 若干修正あり)
  
いくら文明が繁栄しようが、いくら科学が進歩しようが、いくらお金持ちになろうが、人間はこの『天と地の架け橋』からは逃れられないのです。

そうした最も当たり前の自然の法則及び古代日本のしきたりを無視し続けている現代日本人に対し、警鐘を鳴らしたいと思います。


人間はこの地球がもたらす大自然によってこの世に生を受けました。

「母なる大地」と言われる所以でありますが、それは人間だけでなく、あらゆる生き物全てが共通して言えることであります。

人も犬も猫も木々も草花も、太陽の恵み・水の恵みなど大自然の恵みなくしては生まれてこれないのです。

このことはごく普通の一般常識でありますが、さらに踏み込んで先人日本人たちは、そうした大自然の恵みを神々と捉え大切にしてきました。

そして山や川や海や花や木々などを鑑賞してはその命の根源である恵み(神々)に対し感謝の念を奉じ、和の心を築いてこられたわけです。


私たち人間だけでなく、あらゆる生物の体というものは、多くの水や空気により形成されていますが、この水や空気が体からなくなると枯れ果て死んでしまいます。

しかしただ死ぬのではなく、水や空気は体内から放出されることにより、天へとのぼり雲となり雨となり新たな命を地上に生み出すのです。

こうしたごく当たり前の法則を『天と地の架け橋』であると考えていますし、先人日本人たちは死というものを純粋に考え、脈々と神々を敬い続けてきたのです。


私独自の考えではありますが、こうした観点から現代日本人をみたとき、非常に虚しい気持ちになるのです。

春になると桜の木の下にたむろし、ドンちゃん騒ぎしか出来ない日本人が増えました。

ひとつの例だけをあげましたが、日常の生活の中でも虚しい気持ちになる瞬間はいくらでもあります。

自分自身も誰々様に虚しい想いをさせているのかも知れませんが、そうした反省の中に感謝の気持ちが芽生え、人に対する思いやりの心が養われていくのだと思います。

「他人には思いやりの気持ちもって接しなさい。」と後輩や部下や生徒や自分の子供に押し付けようとする人もいますが、では貴方自身はどうなのですか?と問いかけたい。

〝思いやり〝の心は押し付けるものではく、成長するにつれ育んでいくものなのです。

そのことを自覚していないものが安易に押し付けることは反発を生み出します。

子供が大人に反発する時期を反抗期といいますが、それは大人自身が成長していない証拠であります。理由なき反発は存在しませんからね。


真に日本を取り戻すことは至難の技ではありますが、何を以て「日本」というのか。

自分なりに『天と地の架け橋』という言葉を大切にしながら、和の心をこれからも探求していきたいと思います。

↓↓モチベーション維持にご協力お願い致します。m(_ _)m

コメント一覧

たにむらこうせつ
ありがとう
http://blog.goo.ne.jp/kousetu9904
あしあとから来ました。
ご訪問ありがとうございます!
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