自分たちだけが、腹いっぱいに満たされれば良いんだ!
他人のことなどどうでも良いし、不都合なことなんて、その時考えれば良いんだ!
筆者としては、旧石器時代の人々を卑下するつもりは毛頭ない。
人類がまだまだ言語や学問もない時代、とにもかくにも一日一日を生きるために必死だったわけであり、どこの誰よりも先に食料を確保し、一家を支えなくてはならないことは当然のことともいえよう。
では、そんな時代から数千年以上が経った現代はどうだろうか。
必要以上の利己主義・個人主義が蔓延してしまい、"自分さえ良かったら精神"が復活してしまい、まさに弱肉強食の世といえよう。
人類は、永い年月をかけながら、争わなくても助け合える術というものを試行錯誤してきたわけであるが、いま現代に至っては、完全に旧石器時代へと逆戻りしてしまったと感じて仕方がなく、時代錯誤も甚だしく、一体なんのための言語であり学問であるのかを問いたい。
言語は罵り合うための道具に利用され、学問は本学よりも末学ばかりが優先されるようになってしまった。
経済(経世済民)とは政治よりも大切な要素であるということ、そして何びとたりとも経済に関しては独占させてはいけないということ、この二点だけは我々人類の共通認識として持たなければならないといえよう。
そして、政治腐敗や独裁政治など、こんなものは、経済が安定されていれば起こりうるはずもなく、逆に政治腐敗や独裁政治が蔓延していれば、経済が安定されることは叶うはずもない。
できることならば、旧石器時代のような今日明日を生きるための経済学ではなく、二宮尊徳さんや渋沢栄一氏や松下幸之助氏のような、未来永劫の子々孫々の安定をも踏まえた経済学であってほしいところであり、そのことを学者や政治家に望むのではなく、一般諸国民が常に意識していかなければならないことだ、とも思うところである。
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たにむらこうせつ
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