和貴の『 以 和 為 貴 』

冠位十二階と日本

冠位十二階には五つの位があり、それら位を超越した最も上位の位に『徳』があります。
 


下から、『智』 『義』 『信』 『礼』 『仁』、そして『徳』

智・・・人は先ず學びを得、知恵を身につける。
 
            ↓ 

智から義・・・知恵はあっても正義がなければ略奪に過ぎず。

            ↓

義から信・・・人は正義のために争うが、信頼があれば争う事はなく。

            ↓

信から礼・・・信頼は感謝や尊敬、礼儀正しい人に集まり。

            ↓

礼から仁・・・礼儀を知ると、人の慈悲・人の仁愛を理解し。

            ↓

仁から徳・・・人の為に尽くすのが仁であり、それら全てを卓越した人に徳は備わる。
 


儒教によれば、『信・智・礼・義・仁』という序列になるそうですが、それはあくまで支那の国風によるものと聖徳太子は考えられ、日本の国風に合うように序列を入れ替え、『智・義・信・礼・仁』とされたのです。


人は得てして、自分が正しいと思いがちです。そうした考え方がもし聖徳太子のような偉大な先人が存在せずに放置されていたならば、日本という國がこんなにも永く繁栄することはなかったでしょうし、いまここに私たちは存在していなっかたのかも知れません。

「知恵を身につけ、正義の為に行動し、信頼関係を築き、礼を尽くし、仁愛の心を持って世に貢献する。」

 冠位十二階を知ることは、日本人の心を知ることにもつながり、そして先人先祖への感謝の気持ちへと繋がるはずでは・・・、と思い、紹介させて頂きました。

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