父母の年は忘れるべからず
「子曰わく、父母の年は、知らざる可(べ)からざるなり。一(いつ)は則ち以て喜び、一は則ち以て懼(おそ)る。」
■その意味は?
父母の年は忘れてはならない。一方では達者で長生きしていることを喜び、一方では老い先の短いことを心配する。
(「論語」一日一言より)
■感想
父母を想うことは、何事においても(例:貧富関係なく)、人として在るべき最も大切なことである。
そして道徳(修身)教育でも、おそらくは一番最初に子供たちに教えることであろう。
父母を想うことは照れくさいことでもなんでもない。
勇気をもって、そして純粋な心で、「お父さん、お母さん、ありがとう!」と言おう。