苗にして秀(ひい)でざる者あり「子 曰(のたま)わく、苗にして秀でざる者あり。秀でて実らざる者あり。」■その意味は?孔子(先生)が言われた。『よい苗がよく成長しても、〔途中で枯れてしまい〕穂が出ないものがある。穂が出ても、実らないものもあるね。』(「論語」一日一言より) ■感想秋になると、稲穂が一斉に実るが如く、その祈りというものを決して失ってはいけない。そして、それは子々孫々に対する現在を生きる人々の祈りともいえよう。