[10/17 福島中央テレビ]
イオンモールが、伊達市に大型商業施設を出店する計画について、隣接する福島市が「地域の空洞化を招く」などと反発の声をあげた。
イオンモールは、国道4号沿いの伊達市堂ノ内地区に大型商業施設を出店する計画で、きのう市や地権者らと覚書を交わした。
6年後の2022年の完成を目指す。
伊達市では、以前にもイオングループの出店計画があったが、商業施設の出店を規制する県の条例などにより実現しなかった。
*イオンモール・岩本馨専務取締役
「県北地域の皆様方にとっていい施設ができたと喜んでいただけるものを今後進めていきたいと思っている」
*伊達市・仁志田昇司市長
「伊達市としても本計画の実現に向けて改めて全面的なご協力をさせていただきたい」
この計画に対して隣接する福島市は、「地域の空洞化を招く」などと反発している。
きょうは小林市長が県庁を訪れ、条例を適切に運用するよう求めた。
*福島市・小林香市長
「福島市内の商店街も大打撃を受ける。聞くところによると、ものを売るお店だけでなくいろいろな施設が入るようにも聞いているので、その影響は甚大なものと考える」
県は、出店計画などを精査したうえで対応したいと答えた。
〔 所 感 〕
『地元の大型チェーン店』といってみても、結局のところその収益のほとんどは、地元に還元されることもない。
そして、ひと度売上が伸びないチェーン店が撤退することになれば、あとに残されるものは、寂れた商店街と増大した失業者たちでその地域は壊滅的なダメージを受けることになる。
さらには、配達してくれるお米屋さんや酒屋さんというのがどれほど有難いことか、そんなことは身体が不自由にになってみなければ分からないとでもいうのか、そこまで日本人の思考力は低下してしまったのか。と問いたい。
見た目だけの空洞化にとらわれることなく、伝統や文化、そして日本人の精神を守るために何を為すべきなのか、よくよく考えてほしいものだ。
そして、お金で買えないものの価値というのは、一度失われてしまうと元に戻すことは非常に困難でもある。
『地域活性化』
それは有名処の大型企業が軒を連ねる光景が相応しいわけでもなく、やはりその地域に古くから暮らす人々が、心穏やかな暮らしを持続できてこそ成し得るわけであり、その地域に対して何の責任義務を負うこともなく、自己利益だけを最優先する者たちの何を信頼しろというのだろうか。
それでも、現代日本人はこぞってそうした者たちの売りつける下劣な品物を買い漁ろうとするわけであるが、そうした光景をみるたびに、いよいよこの日本の永い歴史にも、終止符が打たれる時が迫ってきていると感じてしまう。
『失ったものを取り戻す』
もはや、それも虚しい願いであると、つくづく心に染みているわけであるが、今回の福島市の市長さんはじめ、古くから暮らす住民の方々には、是非ともがんばっていただきたいと切に願う。
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