和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:132日目 過ぎたるは猶及ばざるがごとし


過ぎたるは猶及ばざるがごとし


「子貢問いて曰(い)わく、師(し)と商(しょう)と孰(いず)れか賢(まさ)れる、と。子 曰(のたま)わく、師や過ぎたり。商や及ばず、と。曰(い)わく、然らば則ち師愈(まさ)れるか、と。子 曰(のたま)わく、過ぎたるは猶及ばざるがごとし、と。」


■その意味は?

子貢が尋ねた。
『師〔子張の名〕と商〔子夏の名〕とどちらがすぐれていますか。』と。

孔子(先生)が答えられた。
『師は多いな、商は少ないな。』と。

子貢が尋ねた。
『では師のほうがすぐれているのですか。』と。

孔子(先生)が答えられた。
『〔どちらも均衡がとれていないので、ころあいではないという点では〕多いも少ないも同じことだ。』と。

(加地伸行全訳注「論語」より)
   

■感想

聞き上手に徹しなければならないとき、また、主張しなければならないとき〔話し上手下手は関係なく〕、その場その時をきちんと弁え、言動に及ぶことが肝心肝要であろう。


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