和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:131日目 顔回なる者あり


顔回なる者あり


「季康子(きこうし)問う。弟子(ていし) 孰(たれ)をか学を好むと為すか、と。子 対(こた)えて曰(のたま)わく、顔回という者有り。学を好めり。不幸 短命にして死せり。今や則ち亡し、と。」


■その意味は?

季康殿が問われた。
『弟子の中で、だれが〔最も〕学問を好んでいるのか』と。

孔子(先生)はこうお答えになられた。
『顔回と申す者がおりました。学問を好んでおりました。しかし、不幸にも、短命で亡くなりました。もはやこの世におりませぬ。』と。

(加地伸行全訳注「論語」より)


■感想

まさに、 "素朴" 。
善いも悪いもなく、上も下もなく、右も左もなく…。


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