♪「将来は結婚して、こどもがふたりさんにん、そこで家族仲睦まじく暮らすんや。」
「たしかに結婚は大事だね。こどもを育てることにも大きな意味がある。だけど仲睦まじくと言ってみても限界があるのでは?」
♪「限界?夏休みになれば家族でキャンプして、冬休みになれば海外旅行・・・。これを維持するために必死で働くんだ。身体が続くかぎりという意味においては限界があるんだろうけども、他人様に限界とか言われたくないよな。」
「どうして言われたくないのかな?現実問題として限界があるから正確にいってみただけ。こどももいつしか親下を離れるときが来る。いつまでもこどもを自分の下においておきたいのかい?」
♪「俺だって親下を離れ、いまは自分でやりくりしているから、何ともいえないけれど、こどもが俺の下から離れなくても良いようにすればいいだけ。」
「それは身勝手な発想だね。こどももやがては成人を迎え、ひとりの人間として生きていかなにゃならん。」
♪「そんなことは当たり前だよ。なにも縛り続けるつもりもないし、こどもたちが幸せな人生を歩んでほしいと願うのは親として当たり前のこと!」
・・・このやりとりは、もうひとりの自分自身との問答の一例です。どちらかが天使でどちらかが悪魔といったわけではないですし、こころの葛藤というわけでもありません。本当に自分自身は変わることが出来たのだろうか?本当に自分は正しい道へ歩もうとしているのだろうか?その答えは他人様には到底わかるはずもないのですから、常にこれまでの自分自身と向き合いながらこれからを生きていくしかありません。歳も重ねれば身体が言うことを効かなくなることは自然の摂理であります。見た目が老いぼれていくこともまた自然の摂理というものです。けれども、そんな自分自身を振るい立たせることができるのも、もうひとりの自分自身であります。
・・・20年前の自分、15年前の自分、10年前の自分、5年前の自分、当然のこととして劣る部分もあれば成長した部分もあります。それらすべてをひっくるめて自分自身であり、そこに何びとたりとも介入などできるはずもありません。
・・・自分に歴史があるように、ひとはみな、それぞれに歴史があります。それら一切を尊重しあうことが出来れば善いとは思うのではありますが、いまの自分自身に酔いしれる人、過去の自分自身に酔いしれる人たちによって、他人様に対する優劣みたいなものを抱くようになります。そうなれば当然、差別や偏見といった意識が生じてしまいます。
・・・近年、挨拶もなしに上から目線でものを云うひとが増えました。以前の自分自身もそうでありましたが、なんとか改めることができました。それはこれまで当ブログを通じ、様々な人たちとの交わりがあったからに他ありません。改めまして御礼申し上げます。
・・・ありがとうございました。
御免・・・
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ゆぅすけです。
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