歯科医物語

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坂本龍一「ステージ4」のガンとの闘病を語る

2022-11-05 10:09:15 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
坂本龍一「ステージ4」のガンとの闘病を語る
ニュース

 音楽家の坂本龍一(70)が、直腸ガンおよび転移巣の手術を受けたことを発表したのは、昨年1月のことだった。2014年に患った中咽頭ガンはその時点で寛解していたが、2020年に新たにガンが発見されたのだという。もっとも当時のコメントには「すばらしい先生方との出会いもあり、無事手術を終えて現在は治療に励んでいます」とあり、さらに「治療を受けながら出来る範囲で仕事を続けていくつもりです」と仕事への前向きな姿勢を示していた。多くのファンは心配しつつも、安堵したことだろう。




 しかし、実際の病状は、こうした前向きなコメントからは想像できないほど深刻なものだったようだ。診察した医師の口からは「余命半年」といった衝撃的な言葉まで飛び出していたのである。



 文芸誌『新潮』7月号から坂本が開始した連載「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」には、この間の経緯や心境が本人から詳しく語られている。以下、引用しながら見てみよう。




「何もしなければ余命半年」
 坂本が直腸ガンを告げられたのは、かかりつけのニューヨークの病院でのことだった。
「2014年に発覚した中咽頭ガンはその後、晴れて寛解したものの、2020年6月にニューヨークで検査を受け、直腸ガンと診断されてしまいました。




 前回、放射線治療がうまくいったので、ニューヨークのそのガンセンターのことを信頼していました。今回は放射線治療と並行して抗ガン剤も服用しました。しかし治療を始めて数ヶ月が経っても、なかなかガンが消えません。
 同じ年の12月に日本での仕事があり、その頃、物忘れの多さに悩んでいたこともあって帰国ついでに脳の調子を調べておこうと思い、11月中旬から2週間の隔離を経て人間ドックを受けました。そうしたら、脳は正常だったのですが、あろうことか別の場所で異変が見つかってしまった。直腸ガンが肝臓やリンパにも転移しているというのです。



 この時点で放射線治療が終わって3ヶ月は経っていましたが、なぜかニューヨークの病院では転移の事実を告げられていませんでした。少なくとも9月末には転移の根っこは見えていたはずなのに。当然、転移自体がショックなことだけど、全米でも一、二を争うガンセンターが見落としていたのか、あるいはどういう理由でか、ぼくに黙っていたことに対して、一気に不信感が芽生えました。



 日本の病院で最初に診てくださった腫瘍内科の先生には、『何もしなければ余命半年ですね』と、はっきり告げられました。かつ、既に放射線治療で細胞がダメージを受けているので、もうこれ以上同じ治療はできないと。加えて彼は、『強い抗ガン剤を使い、苦しい化学療法を行っても、5年の生存率は50%です』と言います。きっとそれは、統計に基づいた客観的な数字なのでしょう。




 でも、仮にエビデンスを示したとしても、患者に対しての言い方ってもんがあるだろう、と正直頭にきてしまいました。こちらに希望を与えないような悲観的な断定をされ、ショックで落ち込んでしまった。有名な先生だと聞きましたが、ぼくとは相性が悪いのかもしれないと思いました」
6回にわたる手術




 結局、坂本は別の病院を受診する。しかし、そこでも深刻な状況であるという判断は同じだった。
「紹介先の病院でセカンドオピニオンを聞いたところ、転移があるという時点で、ステージ4に認定されてしまうそうなんですね。しかもその後の検査で、肺にもガンが転移していることがわかりました。はっきり言って、絶望的な状態です。




 そして、年が明けて2021年1月に、まずは直腸の原発巣と肝臓2か所、さらにはリンパへの転移を取る外科手術を受けることになりました。大腸を30センチも切除するという大掛かりなものです。手術前は意外とヘラヘラしていて、そのときの写真が残っていますが、手術室へ向かうドアの前でぼくは家族に向かって『行ってくるねー』と、呑気に手を振っています。




 当初、12時間ほどを予定していた手術は、結果的に20時間もかかりました。午前中から始まって、翌日の午前4時までかかったはずです。本人としては『俎板(まないた)の鯉』の状態ですから、手術を受ける決断をしたら、あとは医師を信頼して身を委ねるしかない。『切るのはもう少し短く、20センチくらいにしてくれませんか?』と提案するほどの専門知識を、こちらは持ち合わせていませんしね」



 公式HPで「無事手術を終え」とコメントしたのは、この直後ということになる。しかし、実際の治療はこれで終わり、とはならなかった。
「この2年のあいだに、大小あわせて6度の手術を受け、今のところ外科手術で対処できるような腫瘍は全て取り終えたという状態です。大きなものとしては、2021年10月と12月の2回に分けて、両肺にも転移していたガン腫瘍の摘出手術を行いました。それぞれ3~4時間くらいだったはずです。
 ただ、これでようやく最後だと思ったら、どうもまだ病巣は残っており、さらに増殖しているらしい。先生からそう聞かされたときは、さすがにガクッときました。あとはひとつひとつ手術で取るのではなく、薬で全身的に対処するしかないそうです。終わりの見えない闘病生活ですね」




 現在の心境についてはこう綴る。
「ぼくは40歳を過ぎる頃までは健康のことなんて一切考えず、野獣のような生活をしてきました。その後、視力が落ちて自分の身体と向き合わざるを得なくなり、野口整体やマクロビオティックのお世話にもなりましたが、西洋医療の薬を日常的に飲み始めたのは、60代で最初のガンが発覚してからです。きっと、ガンになったのも何か理由があるのだろうし、結果的にそれで亡くなってしまっても、それはそれで本来の人生だったんだ、と達観している部分もある。




『新潮』2022年7月号
 2021年1月の手術の直後に、ぼくは『これからは“ガンと生きる”ことになります。もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸いです』というコメントを発表しました。“ガンと闘う”のではなく、“ガンと生きる”という表現を選んだのは、無理して闘ってもしょうがない、と、心のどこかで思っているからかもしれません」
『新潮』連載のタイトル「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」は、彼が音楽を手がけた映画『シェルタリング・スカイ』に出てきたポール・ボウルズの言葉に影響されて、最近よく思うことなのだという。手記の中では、術後のせん妄や、死についての考え方から、音楽論、代表曲『戦場のメリークリスマス』についての今の気持ちなど、70歳となった坂本の思考がオープンに語られている。


 



 
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北朝鮮で緊張「負の連鎖」 安保理会合、意思疎通訴え

2022-11-05 10:04:32 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
北朝鮮で緊張「負の連鎖」 安保理会合、意思疎通訴え

4日、米ニューヨークの国連本部で安全保障理事会の会合後、北朝鮮問題に関する共同声明を発表する非常任理事国10カ国の代表(共同)
 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は4日、北朝鮮による一連の弾道ミサイル発射への対応を協議する緊急会合を開いた。国連のキアリ事務次長補はミサイル発射と米韓軍事演習が互いに緊張を高める「負の連鎖」に陥っていると懸念を示し、偶発的な衝突回避のために意思疎通の手段を確保するよう関係国に訴えた。  安保理はロシアのウクライナ侵攻を巡る理事国間の対立から、北朝鮮問題でも一致した対応を取れておらず、公開会合では日本や米国から機能不全への不満が噴出。  米国のトーマスグリーンフィールド国連大使はミサイル発射を非難した上で「同様に恐ろしいのは安保理の沈黙だ」と述べた。


 
 
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編集者の松居直さんが死去 戦後児童文学の発展に貢献

2022-11-05 09:49:33 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
編集者の松居直さんが死去 戦後児童文学の発展に貢献

松居直さん
 戦後の児童文学発展に貢献した編集者で、元福音館書店社長の松居直(まつい・ただし)さんが2日午後7時、老衰のため東京都内の病院で死去した。96歳。京都市出身。葬儀は近親者で行った。  同志社大を卒業後、福音館書店の設立に携わり、1956年に月刊絵本「こどものとも」を創刊。
 


149号まで編集を手がけ「ぐりとぐら」

 
「おおきなかぶ」
 


など数々の名作を世に送り出した。安野光雅さんや長新太さん、加古里子さんらの絵本作家としての才能も発掘した。 


 加古里子さん



 

 68年に社長、85年に会長に就任。子どもと本をつなぐ活動に尽力した。著書に「絵本とは何か」


 
「絵本をみる眼」など。

 
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 下顎骨骨折で 顎間固定を した患者

2022-11-05 06:48:26 | ☆歯科医物語
下顎骨骨折の場合


顎間固定を して 食事指導をして

1-2か月待つ

ちょっと 可哀そうに思えるが当時はこういう治療しかなかった



顎間固定を して

退院させた しばらくして 再診 に来た

ところが なんと顎間固定が 外されていた

これは 不思議だ 素人には 外せないはず


患者に聞くと 近くの歯科医院で 外してもらったと

これでは 固定した意味が 全然ないし

また骨折片が ずれるかも・・・・


これを 大学の助教授に 話したら あきれて

その歯科医院は どこか 聞かれた


その歯科医院は なんと 市の 歯科医師会長の

医院であった


うそではない本当の話である


 

 


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名画にスープ

2022-11-05 06:12:11 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)





 

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