相方がチケットを確保してくれたので、現在の歌舞伎座開場十周年記念歌舞伎を観に行く。遅いお昼御飯を、銀座三越にある「焼肉番手十番」という、宮崎牛の店で「牛肉まぶし」なるメニューを頂く。言ってみれば、鰻のひつまぶしを焼肉に置き換えた、ものである。これが美味い!たまたま、時間的に客は我々だけだったが。勿論、昼飯に5,000円という状況でないと辛いけれど。
さて、今回の狂言は、多分年配の方なら知っている、「切られ与三郎とお富」歌謡曲で言えば春日八郎の「お冨さん」。戯作の名前でいうと「与話情浮名横櫛」。与三郎を仁左衛門、お冨を玉三郎、という大看板。
後半は「連獅子」❗️これまた定番、松緑と左近の親子共演。
席はなんと、花道の脇に取ってくれていた。斜め前の桟敷には大相撲でも見かけた白いドレスの女性がいたようだ。
それにも増して外国人が沢山!多分、連獅子は受けただろうな。
こうして、日本の文化を楽しんで貰えたら少しずつでも理解が深まるだろう。
つまらない政治家の世迷いごとより価値がある。