ビゼーと言えば、多くのクラシックファンもオペラ「カルメン」や劇付随音楽「アルルの女」の組曲を聞いたことある程度ではないでしょうか?
ただ、オペラ「カルメン」は別格で、上演回数も多いし組曲としてオーケストラだけで演奏されることも多いし、もちろんプロの歌手の方にとっては・・・メゾソプラノの方にとってはカルメンの役は憧れなんでしょうね?
ビゼーは36歳で夭折しましたが、リストを驚かせるようなピアニストでもあったそうですし様々な「天才」としての逸話も残しています。また、サン・サーンスのピアノ協奏曲第2番や序奏とロンドカプリチオーソの編曲など巧みで輝かしいオーケストレーションの才能や親しみやすい旋律を作る名手でもありました。長生きして交響曲ももっと書いてくれたら・・・と思います。
交響曲と言えば、亡くなるまでの短い期間、未完や構想だけのものも含め30曲以上オペラやオペラコミックのほかに、3曲の交響曲を書いていたそうですが、現在残っているのはハ長調の交響曲だけですね。長生きしたらきっと沢山の名曲を残したのではないでしょうか?
交響組曲「ローマ」は様々な紆余曲折もありスケルツォが1861年に初演され、翌年その他の3楽章が交響的幻想曲「ローマの思い出」として演奏されたりしましたが、1871年に手を入れた楽譜が現在残っている交響組曲「ローマ」です。YouTubeなどのキャプションでは「交響曲第2番」と書かれたりしています。ただ、一般的には交響曲としてのまとまりに欠け「スケルツォ」以外の楽章の評価は高くありませんが、マーラーは高く評価し1898年以降何度も演奏しているとのことです。現在では演奏会で取り上げられることもなく音源も極めて少ないようです。
今回はルイ・フレモー指揮のバーミンガム交響楽団で、スケルツォ楽章を聞いてください。
Roma, WD 37: II. Scherzo - Allegretto vivace