見出し画像

ラヂオ惑星モルファス

今日聴いた音楽・・・シベリウス 交響曲第5番

先日の日曜日、ゆっくりと起きてラジオを点けたら、珍しくもシベリウスの第5番が流れてきました。ごくごく古手のクラシック好きには懐かしい番組『音楽の泉』です。皆川達夫さんの優しい語り口でクラシックの初心者にも分かりやすく解説してくださいますし、選曲も素晴らしいものがあります。多分最近の音響や演奏のニュアンスなどにシビアなクラシックファンからは敬遠されているのは、なんといっても音質の良くないAM放送(NHKのラジオ第1)だと言うことだろうと思います。
しかし、遅く起きた日曜の朝、新聞のインクのにおいを書きつつお茶や珈琲をすすり、ちょっとした時間を楽しむのは何とも至福のひとときではありませんか?
退職したとは言え、何か毎日気がかりなことや解決しなければならない小さな問題が消えることはありません。こんな風に音楽を聴いているひとときは、勤めている頃に比べればごく「小さな」心の傷口(実際には家族のことなど傷の深さは仕事なんかに比べたらずっと深くて困難なのですが・・・)なんかも消えているような気がします。

第5番は、珍しく全曲長調で書かれており祝祭的な雰囲気のある曲ですね。我が国ではシベリウスと言えば圧倒的に2番・・・北欧的雰囲気の漂う名曲が人気ですが、この5番もシベリウスが偉大な作曲家であることを改めて認識させられる名曲だと思います。3楽章形式ですが第1楽章がソナタ形式の前半とスケルツォの後半で構成されていますので何となく4楽章っぽいですね。

今回は、第三楽章をエサ=ペッカ・サロネンの指揮、スゥェーデン放送交響楽団で



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「クラシック」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事