しかし、遅く起きた日曜の朝、新聞のインクのにおいを書きつつお茶や珈琲をすすり、ちょっとした時間を楽しむのは何とも至福のひとときではありませんか?
退職したとは言え、何か毎日気がかりなことや解決しなければならない小さな問題が消えることはありません。こんな風に音楽を聴いているひとときは、勤めている頃に比べればごく「小さな」心の傷口(実際には家族のことなど傷の深さは仕事なんかに比べたらずっと深くて困難なのですが・・・)なんかも消えているような気がします。
第5番は、珍しく全曲長調で書かれており祝祭的な雰囲気のある曲ですね。我が国ではシベリウスと言えば圧倒的に2番・・・北欧的雰囲気の漂う名曲が人気ですが、この5番もシベリウスが偉大な作曲家であることを改めて認識させられる名曲だと思います。3楽章形式ですが第1楽章がソナタ形式の前半とスケルツォの後半で構成されていますので何となく4楽章っぽいですね。
今回は、第三楽章をエサ=ペッカ・サロネンの指揮、スゥェーデン放送交響楽団で
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