好きな時期に休める・・・と一部の者からは評価されているようです。どうなんでしょうか?
さて、今日はベートーベンの交響曲第6番「田園」です。実は、この曲、私のベートーベンの交響曲の好みではラストにくる曲なんです。(余談ですが・・・好みトップはずっと7番でしたが、最近は9番かな。)
なぜ?と言われても困るのですが、ちょっともっさりしたような気がするのでしょうね。
で、なぜ取り上げるかというと、来月予定しているコンサートで演奏する曲だから、です。
ブログの表題にあるとおり、実は永遠に初心者のオーボエ吹きなのでして、老年に達しようとする頃になってから何の気まぐれかオーボエを習うことになり、今回も恥も外聞もなく出演することにしました。
といっても、オーボエの人数は現在3人。私はファーストのアシスタント・・・ですから、ソロを担当するトップ奏者が休めるようにフォルテ以上のところで補助をする役割なんですけれど・・・。
このトップの男が、なんとも信頼感のある奴で、理系の大学生なんですが7月の4回の練習中出てきたのはたった1回、それも途中から。8月中はほぼ休みの予定・・・なので、本番では私が吹かない予定のソロの部分も練習では吹く羽目になっています。
お盆前の練習では、第3楽章の91小節から145小節のソロ、しかも繰り返しもあるし・・・
指使いは、何度も練習すれば出来るようになるのですが、この楽章のダメ出しは根本的なこと、リズムが取れていない!
やっぱり音楽にはむいていないのかな?こんなリズムも取れないのではね。吹奏楽なども結構難しいリズムがあったりしましたが、ノリでかわしてきたような気もします。それにブラスの曲はオーボエがオプションだったりしますから音が無くなっても気づかれなかったりします。
でもここは、完璧なソロですよね。他には1st2ndのヴァイオリンがピアニッシモで刻んでいるだけで・・・
3拍子の2拍目から出てるという苦手なところは問題ないのですが、どうもタイの部分が短くなってしまったり休符が拍数分休めてなかったり・・・で、ソロが終わるころには平均1拍~2拍ずれてしまって練習を止めてしまうこと数度。
ホルンのお父さんには4小節ずつ塊として練習する方法を教わりましたし、フルートの超美しい奥様お二人からは拍子の数え方とか譜面への記入方法とかを教えて頂きました。
ここ数日は、メトロノームをゆっくり、本当にゆっくりかけながら歌ってみましたが、はじめはやはり途中でずれてしまう。60歳も越えて何をやっているんだろう、といささかげんなりしてしまいました。
ま、今は何とかずれませんけれど、早くするとどうかな?楽譜には付点2分音符が108になっていますけれど、これは無理だ!
遺伝的にもリズム感がないんですね、きっと。それに、若いうちにブラバンに入ったりしておけばよかったけれど、そんなことができる経済状態ではなかったし。
リズム感を養う練習、何が即効薬かは分かりませんが、取敢えず、歌ったり、塊ごとの練習をしたり、頭の中にメトロノームが正確に浮かぶようになるまで練習しま~す。
最新の画像もっと見る
最近の「クラシック」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事