しかし、特定の分野の情報を探していると、こんなにも沢山の情報を持っている方が居るんだ!と感心してしまいますし該博な知識にひたすら尊敬の念を覚えます。
基本的に余りマメでない私ですので、ブログの更新も滞りがちですが、毎日のように更新されている方が様々な情報を披瀝して頂ける時代になったことにもめまいを覚えるほどですね。
なかなか一つのことに集中していけない性格なので、カンツォーネに興味を持った1960年代以降、仕事の忙しさの中ですっかり忘れていたことも沢山あります。
我が家のリフォームも過去の記憶を掘り起こす重要なきっかけでありました。
1969年のサン・レモ音楽祭で歌われた「Quando l'amore diventa poesia」(邦題:愛の詩)ですが、日本ではマッシモ・ラニエリが歌ったこの曲が、ジリオラ・チックエッティの「 La pioggia 」とのカップリングで発売されました。(かなり売れたレコードだそうで、私も持っていますしカンツォーネのお好きな方ならも奈さん持っているでしょうね。)
当時のサンレモのシステムで二人の歌手が同じ曲を歌いましたが、この曲はマッシーモ・ラニエリとオリエッタ・ベルティが歌いました。
オリエッタ・ベルティの方は、明るくてリズミカルな「Fin che la barca va」(邦題:愛の鐘が鳴る時)のB面にカップリングされていますが、当時はそんな扱いだったようですね。
その後マッシモ・ラニエリは日本で紹介されることが少なかったせいか私もそれ以上彼のことは忘れていましたが(イタリアではずっと活躍されていたようです)オリエッタ・ベルティの方は大好きだったので彼女の歌ったこの曲は記憶に止まっていました。
今、いろいろ聞き比べてみると、若々しいラニエリよりも少しベテランに入りかけの頃のオリエッタ・ベルティはとても味が合って素敵です。ベルティは決してオルネラ・バノーニのようなドラマティックな歌い方の歌手ではないと思いますし、持ち歌も明るくからっとした曲が多いように思いますが、この曲の映像は(好き嫌いもあり意見は分かれるとは思いますが)ちょっと「らしくない」ところが気に入っています。
今回はこちらからどうぞ「Quando l'amore diventa poesia」愛の詩
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