さて 8700G mini-ITX 自作日記から5700Gでのmini-ITX 自作日記へと続いていたわけですが、8700Gでmini-ITXを組んでからはそれをメインPCとして使用しています。
省電力でコンパクト、ゲーム用途にも出来る。 最高かよ
但しスッキリとしない、通常用途に困らないが未解決な場面もありました。
過去記事8700G mini-ITX 自作日記②から抜粋すると
『パソコンのノイズといえば電源。モバイル45W版の設定のままというミスがあったらしい説がありましたが、やはりその辺が原因っぽい不具合ですね。』
詳細は分かりませんが上述のように不都合があり、それにより『スッキリとしない、通常用途に困らないが未解決な場面』が発生し、対応BIOSにて徐々に解消していくのだろうと考えていました。
その未解決は何だったかといえば主にメモリ、それとLED制御ツール。
今となっては3月後半にリリースされたBIOSで解消されたかは分かりません。
B650I Lightning WiFi に買い替えてしまったのでw
ASRock B650I Lightning WiFi
国内では昨年秋から流通しているようです。購入した個体のBIOSは2.02。
8700Gでもそのままで認識、Windowsも通常起動出来ました。
R-AM5TPG-CUNNAN-G
DEEPCOOL Deepcool AM5 Thermal Paste Guard
サイズピッタリなのでハメるのに苦労します。
パッケージと使い方違うのはご愛嬌。
用途ははみ出たグリスでヒートスプレッダ付近を汚さない為。
気を付けていれば意味のないモノです。
BIOSを最新版にする前に前板では無理だったEXPO DDR5 6000Mhz 設定。
先に結果を述べるとASRockだから当たり前ですがさっくりと起動。
メモリ電圧が1.25vなのが気になるが、手動決め打ち1.1vでも1.25vで起動。
RYZEN G付きではまだ厳しい様だがこの辺りはAM4でも同様だったので、幾年か中の人が努力と研鑽で解決してくれる筈。
※2024/05/15 報告遅くなりましたが追記
先月だったかな 最新ver3.01で1.1v設定が通るようになりました。
で先程ver3.01以降のリリースあるか確認したらなかったけど何故か日付が2024/5/14 に更新されている。
もしかするとBIOS自体の不具合修正とかあるの?
なんにせよ手動決め打ち1.1vでも1.25vになってたのは不具合だったのかな?
思ったより随分と早く中の人が努力と研鑽で解決してくれたみたいです^^
過去記事でも取り上げたFatal1ty X370 Gaming-ITX/acやA520M-HDV でもそうだった。
それでは購入したBIOS2.02から最新正式版2.10までどうなったか見てみよう。
ログ① 2.02
ログ② 2.08
ログ③ 2.10
ログ④ 2.10&最新版GPU-Z
先ずGPU-Zのログ自体が当てにならない部分があり、まだ対策しきれていないということです。
更に2つ例を挙げると
5700G+B550-I GAMING アイドル時温度
5700G+A520M-HDV DDR4-4000 アイドル時温度
表示される項目もまちまちで、正しく表示されてなかったりこの辺りはドライバやWindowsの再インストールを端折ったりが原因かもしれませんが
『パソコンのノイズといえば電源。モバイル45W版の設定のままというミスがあったらしい説がありましたが、やはりその辺が原因っぽい不具合ですね。』
この話に戻すと対策前のログ①BIOS2.02では妙に温度が上がりFanが回って温度が下がるを繰り返しています。
次のログ②BIOS2.08では対策によりGPU Clockが示されなくなりましたが、依然温度が高めなのが分かります。
最後のログ④最新BIOS2.10&対応版GPU-ZではVCN Clockや温度など各項目の数値が落ち着いたのが分かります。実際にワットモニターでノートパソコン並の37w付近で推移しています。
前の板でもAMD公式の修正の反映は早かったようで、電源管理は8700G使用開始時からログ③同様になっていましたが、メモリとLED制御ツールは絶望的な感じがします。
同社他のAM5製品群と比較して、正式版BIOSのリリースがかなり遅かったところである程度の予測は出来たので見切りをつけました。
下のは20日程前のログ②の頃ですが、B650I Lightning WiFi で無事にDR5 6000Mhzで使用出来たスクショです。
B650I Lightning WiFiに替えたことと8700Gではグラボを使用しない事を踏まえてSG05に移植しました。
2013年に購入の古いSG05白ですが、未だ色褪せない魅力があります。NVMeで更に使い勝手が良くなったので、フロントIO更新して再販すればと思います。
次回はDR5 6000 B650I Lightning WiFiでのベンチマーク結果をご紹介させていただきます。
それでは最後までご覧いただきお疲れ様です。ありがとうございました。(^o^)/