在野のイジラー

趣味のパソコンいじりの思い出今昔

改めて5700Gで組んでみた。⑨そろそろA2000で〆ようか・・ ベンチマーク編 起

2024-03-25 19:08:46 | 自作パソコン



『改めて5700Gで組んでみた。⑥・・』にて、5700G iGPUの方でベンチマークを回したかったけどマザーボード側映像端子からグラボ出力してしまう云々の話がありましたが、実は既にA2000をインストール後の出来事でした。





ICZI Mini DisplayPort HDMIアダプター 4K@30Hz ミニディスプレイポート MiniDP 

Mini DisplayPortとHDMIを繋ぐことができるアダプターです。

グラボ出力をマザーボード映像端子から出来ればこの様なアダプターは不要、となりますがそうもいかないようで・・


A2000でマザーボード映像端子出力時の 3DMark Fire Strike

無駄な迂回をすることによるロスが生じているようで、Time Spy時にも同様でした。以後A2000からの直接出力にて行いました。



A2000 DisplayPort直接出力時の 3DMark Fire Strike

6GB版 RTX3050 スコア 11685
A2000       スコア 15458

上のと比較してモニタリングのグラフがフラットでとても綺麗なのが分かります。ゲーム用途でないにもかかわらずこのベンチマークでは余力を感じる程でした。良ければ過去記事『改めて5700Gで組んでみた。④』でのFire Strike結果2種とも見比べてみてください。



Fire Strike実行時の温度ログ

ベンチマーク冒頭のデモをスキップしています。










全てのテストで60fps超となっています。
フルHD60Hzでならゲーム用途にも十分使える性能であることがわかりました。




Time Spy スコア

6GB版 RTX3050 スコア  5375
A2000       スコア  6558


現在 6GB版 RTX3050登場初値での比較になりますが、それぞれのTime Spyのスコアと値段の差が丁度1.22倍になっています。偶然ですが面白いですね。
6GB版 RTX3050が市場に潤沢となって価格が落ち着けば、本来の魅力が発揮されるでしょう。



Time Spy実行時の温度ログ




Time Spy 詳細なモニタリング





2560 × 1440の解像度だと30fpsを維持するのがやっとになります。
高解像度に強そうですが、フルHD60Hz超の壁は厚いですね。



CPUの性能の影響の少ないグラフィックスコアでの比較です。

3DMark Fire Strike グラフィックスコア比較表
GeForce RTX™ 3060 Ti   28515  コスパワッパが悪いが高性能
GeForce RTX™ 4060    27760       115 W  コスパワッパに優れる
GeForce® GTX 1080     22290  中古購入でコスパ最強
GeForce RTX™ 2060    19576

            グラフィックスコア   GPUコア CUDAコア数  メモリインターフェイス  TGP 
GeForce RTX™ 3060 12GB  21817    GA106  3584     192bit   170W 
NVIDIA RTX™    A2000      16381    GA106  3328      192bit    70W
GeForce RTX™ 3050 8GB 15457    GA107-150-A1   2560     128bit    130W
GeForce RTX™ 3050 6GB    12747    GA107-325-K2-A1  2304     96bit  70W


A2000が非ゲーム用途の製品だと忘れてしまいそうですが、補助電源無しのmini-ITX用途での購入検討に値するのではないかと思います。


Port Royal スコア




Speed Way スコア


登場したばかりの次世代製品であるRTX 2000 Adaは5割増し超の能力とのことですが、今回はそれの上位版RTX 4000 SFFも補助電源無しとなっています。
当然値段も凄いけどスペックも化け物じみた感じなんでしょうか?


今回は手の届く範囲の補助電源無しグラフィックボード としてRTX A2000 をとりあげてみました。

ドスパラさんの最安RTX3060や最安付近のRTX3050 8GBなどが比較対象となるでしょうか。

RTX A2000は中間の性能で補助電源無し。
純粋にゲーム用途でなら頑張って最安値のRTX4060を買うのが吉かと思います。


それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 (^o^)/



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改めて5700Gで組んでみた。⑧そろそろA2000で〆ようか・・プレビュー編

2024-03-22 22:46:01 | 自作パソコン


勢いで購入した3DMarkにより6GB版 RTX3050のグラフィック性能はなんとなくおわかりいただけただろうか?

古いベンチマークであるFire StrikeであればTK-1機に搭載されているGTX1080などもまだまだ強みを発揮出来る。同じ補助電源無しのRX6400も6GB版 RTX3050と同等のスコアとなるがTime Spyだと75%程度になる。

我が家の場合フルHDで、遊ぶゲームもバイオハザードや原神程度となるがTime SpyでなくFire Strike基準強めで考えるのが適当だ。

そうなると我が家のグラボ性能は
GTX1080≧RTX2060>GTX1070>6GB版 RTX3050>GTX1060・・

となるが まあ古いねw 色々と

TECH POWER UPさんのデータベースだと相対的なパフォーマンスが近いのがGTX1060・RX6500XT・GTX980などとなるようだ。

かなり高い性能だと思うし、長く使用したGTX980やまだ使用しているGTX1060と補助電源無しで同等というのは感慨深い。

ただこれが補助電源無しで最強の性能かといえばまだまだ上には上がある。



NVIDIA RTX A2000 Retail グラフィックボード

Ampereアーキテクチャをベースとするプロ・ワークステーション向けのGPU。
Quadroという名称は聞いたことあると思いますが、それの後継シリーズですね。

残念ながらお歳暮をいただける身分ではないので例えが古いが、昭和のお歳暮のような重厚な箱に入っております。




ぱっと見シロッコファンの長尺で古いリファレンス版に見えますが小さいです。

NVIDIA RTX Aシリーズ 
   A2000 

GPUコア   GA106
CUDAコア数  3328
SM数      26
Tensorコア数  104
RTコア数    26
メモリ     6GB
        GDDR6
        ECC
メモリインター  
フェイス    192bit
メモリ帯域幅 288GB/s
TGP     70W
コネクタ   PCIe 4.0 x16
出力ポート  DP 1.4a x4
対応出力   4x 4K@120Hz
       4x 5K@60Hz
       2x 8K@60Hz





ミニディスプレイポート×4 
ディスプレイポートって何?な人ですが・・



ロープロファイルから標準ブラケットに付け替えるには
トルクスドライバー 星型2サイズが必要です。




完全な外排気の構造です。mini-ITXにはこれですね







6GB版 RTX3050と同寸です。

Fanが本気で回りだすと目立つのは6GB版 RTX3050。
アルミヒートシンクに2連Fanなので金属的な動作音になります。
重いベンチマーク中のごく僅かなので普段のゲームでは分からないかと。

ベンチマーク中の温度ログを見ると

瞬発的な冷却 6GB版 RTX3050
持続的な冷却 A2000

という感じです

因みにA2000は6GB版 RTX3050の1つ上位のAmpereを採用しています。

補助電源無しでまだまだ上には上があるとNVIDIA RTX AシリーズのA2000を取り上げたわけですが、元来私などが買える代物ではないしA2000は四天王(三)最弱で、6GB版は最下位(組み込み向け等を除く)。更に次世代発売での在庫整理価格で買えただけです。



ヤバい 長くなったのでまた続いてしまいますがよろしくお願いいたします。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 (^o^)/
 



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改めて5700Gで組んでみた。⑦5700GでのFire Strikeから6GB版RTX3050へ

2024-03-21 13:05:29 | 自作パソコン


いきなりですが前回記事で忘れてたところからです。
今回は3DMarkベーシックエディションでは回せないベンチマークも試してみました。



Time Spy のスコア詳細ですが、素の5700Gだと良くても10fps程度でガクガクです。ですが、原神程度であれば設定普通なら問題なく遊べると思います。


更に素の5700Gでいくつかベンチを


Fire Strike スコア


Fire Strikeは、高性能ゲーム用パソコンとオーバークロックしたシステム用のDirectX 11ベンチマークです。Fire Strikeは、最新のグラフィックカードに対しても非常に過酷です。フレームレートが低い場合は、代わりにSky Diverを使用してください。 

Sky Diverは見ていて楽しいベンチマークでしたが、残念ながら廃止となっているようです。




Fire Strike 温度推移



Fire Strike 詳細なモニタリング




Night Raidは統合グラフィックプロセッサを搭載したモバイル端末や、ArmにWindows 10を搭載した低消費電力のプラットフォームを対象としたDirectX 12ベンチマークです。

5700Gでのスコアは今更感が強すぎるとは思いますが、DDR4-4000 にした分『改めて5700Gで組んでみた。③・・』で紹介した下の動画の時よりも良くなってるのではないかと思います。



ここからGTX1060 6GBでのテコ入れから6GB版RTX3050に載せ替えたところまできました。

6GB版RTX3050ではFire Strikeしか回していなかったので、残りいくつかのベンチマーク結果をご紹介させていただきます。



Time Spy スコア
Time Spyでは、非同期演算、明示的マルチアダプター、マルチスレッドなどの新しいAPIをネイティブでサポートするDirectX 12ベンチマークです。Time Spyのグラフィックステストは、2560 × 1440の解像度でレンダリングされます。




Time Spy 詳細なモニタリング



Speed Way スコア
3DMark Speed Wayは、DirectX 12 Ultimateの性能をテストするためのグラフィックカード・ベンチマークです。このテストを実行するには、DirectX 12 Ultimateに対応したグラフィックカードで、6GB以上のビデオメモリを搭載している必要があります。




Port Royal  スコア
Port Royalはリアルタイムでのレイトレーシングのパフォーマンスをテストするためのグラフィックカード向けベンチマークです。本テストを実施するためには、グラフィックカードとMicrosoft DirectXレイトレーシングに対応したドライバが必要です。



Solar Bay スコア
Solar Bayは、Vulkan 1.1グラフィックスAPIを使用したレイトレーシング対応のクロスプラットフォームグラフィックスベンチマークです。ハイエンドのモバイルデバイスや軽量ノートブックコンピュータ向けに設計されています。 


こんな感じで6GB版RTX3050のベンチマーク結果を簡単にご紹介させていただきました。

『改めて5700Gで組んでみた。⑦・・』まで来ましたがその中でGTX1060でテコ入れするも即6GB版RTX3050に買い替えてしまい、ASUS ROG STRIX B550-I GAMINGをASRock A520M-HDV に替えて5700Gのグラフィック性能を底上げするという暴挙を敢行したわけですが、更にここから6GB版RTX3050を買い替えるという自分でも何がしたいのか分からない行動になっております。

ということで次回多分最終章、

『改めて5700Gで組んでみた。⑧そろそろほにゃららで〆ようか・・』

どんなマシンになるのか懲りずに見てつか~さい m(_"_)m



本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 (^o^)/


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改めて5700Gで組んでみた。⑥Time Spyで浦島太郎

2024-03-18 14:53:36 | 自作パソコン
Time Spy以外にもいろいろと試したけど、まあ参考になるのはベーシックエディションでのベンチマークですね。相対的な指標がすぐに掴めるのと他のは自分のゲーム環境にほぼ関係ない感じです。

あと前回記事で自作の話が疎かになってたんで補足すると、 MasterBox NR200P を倒立構造に改造していますが所々に大小の弊害は出ています。

少し前のMPG B650I EDGE WIFI(←訂正)で mini-ITXなのにFanが干渉してメモリの脱着が出来ないとか、今回はフロント側に移動した電源マウントラックが2ヶ所引っ掛け2ヶ所ねじ止めが1ヶ所ねじ止め出来ない、フロントIOコネクタピン付近がFanに干渉して(M-ATXなので当然ながら)無理くり収めている。逆にM-ATXだとメモリの干渉はなくなる等々です。

他には8700G+MAG CORELIQUID 240R V2 WHITE の時よりも若干静かになった気がします(ベンチマーク中等の負荷が無いとsystem ケースFanが800rpm台で推移)。

それ迄が8700G単体の冷却にTK-1と同じ240mmラジエーター+120mmFan4基、結構回転数も高めだったようで短期間で今迄見たことない位底面フィルターに埃を溜めていました。

いま現在のが丁度良い塩梅で、その分ベンチマーク中の更に短い時間ですがグラボとCPUクーラーの頑張る音が目立つ時がありますが、過剰だった分が落ち着いた雰囲気です。






3DMark

で、今回の記事を執筆中5700GでTime Spyを回し忘れていることに気付く。

5700Gで他のベンチは済んでおりグラボでのベンチも完了しているのでHDMIケーブルをマザーボード側の端子に挿す。  

映像でない そっかぁ再起動か。再起動するも映像でない・・ あれ?

何年か前はWindows起動中でもケーブル繋ぎ替えるだけで良かったんだけどw

BIOSかぁ それっぽいとこ変更して再起動からのケーブル繋ぎ替え。

よし やっとこさマザーボードからの出力来た。

3DMark立ち上げる。 あれ? なんでかGPUのとこグラボになっとる・・

とりあえずTime Spyを回す。  

うん ガクガクしないし5700Gでは有り得ないスコア。

何この余計なお世話なバイパス機能 ラデグラフィック使わせてくれよw

やっぱグラボ外さないと駄目なの? 超面倒くさいんだけどw

nVIDIAやWindowsの設定での切り替えをググるも分からず。

う~ん・・ あ  

結局この状態でデバイスマネージャーでRTXを無効有効すればいいんだお
さすれば繋ぎ替えも不要である。

ドスパラさんで買い物するとグラボある時はこっちじゃなくてこっちのコネクタに繋ぐんだよって注意喚起のチラシを目にするんだけど、その手の間違いをする人が多いせいでこんなややこしい事になったの?

ケーブル繋ぎ替えるだけで良くなるBIOS設定ってあるんでしたっけ?
もうわけわかんない浦島太郎状態です。




とりあえず5700GでのTime Spy

よくわからない方のために補足すると『伝説級』とあるのは伝説になってしまう程にダメダメというジョークではなくて5700Gに限ってはトップクラスのスコアだよって感じです。

5700GのようなG付きAPUは、パソコンのメインメモリをグラフィックメモリとして流用しています。なのでDDR4-2666とか3200などのメモリクロックが内蔵グラフィックの性能に直結します。
世界規模でみるとDDR4-2666とかそれ以下のメモリが圧倒的に多いので(ソース俺)DDR4-4000とか使うと『伝説級』となります。

自作パソコンでみるとDDR4-3200辺りが主流(ソース俺)なので、DDR4-3200と同じく1.35vで動作するDDR4-4000までがオススメなのは過去記事の通りです。

今回は8700Gと同じくBIOSでメインメモリから4GBをグラフィックメモリに割り当てていますが何故か2GBしか反映されていません。
多分それがベターなんだと思います。ASRockさんですから間違いないw










うん 今回も時間なくなったんで次回に続きます。


それでは最後までご覧いただきお疲れ様です。ありがとうございました。(^o^)/


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改めて5700Gで組んでみた。⑤やっぱりASRock さすがです♡

2024-03-16 18:13:45 | 日記

今迄使用していたものが実は凄かったなんて、他の製品を使ってみないと分からないですよね。




ASRock A520M-HDV 1度手放したけど改めて購入してみました。

mini-ITXに入らない、チップセットのハンデとか諸々あるけどAPU使っている時点で条件はあまり変わらない。




Z97時代と違ってしっかりと黒い基板。
無線LANは無いが5k半ばで買える恐ろしいまでのコスパ。





8700Gのと入れ替えて、何年ぶりかも分からない久しぶりの空冷仕様。

こういったCPUクーラーはリブ無しFanでないと装填不可なんでケースFanを流用できない場合が殆どかと。

2.5kのCPUクーラーですがかなり静かでいいですね。
ただ空冷式は取り付けるのが大変です。気軽にCPU換装する気はなくなりますね。

A520M-HDVにはRGBの機能が無いので以前買っていたモノを




Jonsbo SATA Power Supply 5V 3Pin AURA RGB ARGB Controller Memory Light Stripe Remote Control For Computer PC Case LED Stripe Fan





TF13D416G4000HC18JDC01

初っ端からサクっとXMP設定が通る。というかASRockさんでXMP通らないことなかったからそれが普通だと思ってました。

tRCがSPDよりも緩んでいるのは同じだが、コマンドレートが1Tになって更にパワーアップしてる?

同じメモリを禰豆子板に載せた古いデータだと




ASRock様様だよね ローエンドが無双してて痛快だw

775Dual-VSTA使ってた頃思い出すなぁ オーバークロックしすぎてAGPスロット使えなくなったけどPCI-Eで凌いでたんだよね

気分が乗ってきたんでどうしてもインストールできないTime SpyのためにSteam版3DMark買ってみたw

次回は新生5700G機で3DMark回したりしてみます。





それでは最後までご覧いただきお疲れ様です。ありがとうございました。(^o^)/









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