また6時起きに戻さねば。
さて、人間は一日に何万回試行しているみたいな話を聞いたことはあるかと思われます。
僕らは何かを変えようと思う時、いつも顕在意識の方ばかりを統御しようと試みます。
でも本当のところは自動化されてるような思考にメスを入れない限り、あんまり意味がないと思うのです。
そこにメスを入れるのがセルフトークです。用意しておく必要がある。
例えば誰かに何かを言われた時、僕らはその後色々と自動で考えてしまいます。特に空気を読む日本人は、語気からでも怒ってるのかなとか逆に調子良さそうだなとか考えてしまいます。
実際になぜかを確認してもいないのに。
他人に関わらずこのようなあらゆる事象に対する妄想は大体がマイナスに働くことが多い。
前失敗した時と同じことが起こると、そういえば前も失敗した時こういうことが起きたんだよな、今回もダメそうだな、とか思う。思おうとしなくても自動でそう思ってしまう。
そういう時に自分で自分にツッコミを入れて現実に戻すような感覚です、セルフトークは。
僕がよく使うのは、それって思い込みじゃないかな?です。
とにかく僕は相手の裏の裏まで考えてしまうタチで言い方一つであぁ機嫌悪そうだなとか思ってしまう。確かにそれは能力としてメリットがないわけじゃない。
何か失敗した時はあぁ俺はやっぱりダメだという代わりにらしくないな普段ならできるのになという感じで自分を下げない。
こういう感じで自動で考えてしまうようなことを変えていく。
この自動的に湧き上がる思考は敵にも味方にもなる。
最初から自動的に良い方向になるようにしときゃいい。つまりセルフトークがだんだん自動化していってそれが当たり前になる。
脳は騙されるものだと思う。だから効果的に裏をついて騙す。
正攻法では戦わない。正攻法で戦うと確実に負ける。
湧き上がる思いを否定するでも肯定するでもなくそれって本当かな?と思ってみると存外根拠がなかったりします。
そうやって少しずつ風穴を開けていく。