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旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

閑話休題(それはさておき)~天、太陽・地球・ベテルギウス、数の単位

2020-04-27 22:29:40 | 花鳥風月
もうだいぶ前のことだが、オリオン座のベテルギウスを見上げて以降、連想ゲームのように浮かんできた数。
そこで、後々の頭の整理のために、とりあえず備忘録として書き留めておくことにした。

■まずは、天の大きさについて・・・
宮澤賢治が『永訣の朝』の中であげた「兜率の天」。
お釈迦様も地上に生まれる前は住んでいたというこの兜率天には、現在弥勒菩薩が住んでいるとされ、地上に登場するのはお釈迦様の滅後56億7000万年後とされている。(それまで待てないから弥勒菩薩のいる兜率天に死後生まれ変わりたいという上生信仰(じょうしょうしんこう)が生まれてきたのだという。)

兜率天は、地上より32万由旬(ゆじゅん)=224万㎞上で、広さは約8万由旬平方=56万㎢といわれている。
 (注)1由旬は7㎞で計算。

まあ、実距離というよりは、時空を超越した距離ととらえるべきものだとわたしには思えるが・・・。


■続いて、太陽と地球とオリオン座のベテウギウスについて・・・
太陽の推測年齢は約46億年。
地球も、太陽の年齢とほぼ同じくらい。
一方、ベテルギウスはだいぶ若くて800万年歳。

こうしてみると、お釈迦様滅後56億7000万年後とされる弥勒菩薩登場まではなんと長い時間を待たなければならないことか!




■成人の細胞数は37兆2000億個

■数の単位

(大数)

十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、秭(し)、𥝱(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)

京から先は、「もうどうにでもしてくれ」とわめきたくなってしまう・・・。
不可思議でお手上げにせずにさらに積み上げるとはなんたることか。

(小数)
分、厘(りん)、毛(もう)、毫(ごう)、糸(し)、忽(こつ)、微(び)、繊(せん)、沙(しゃ)、塵(じん)、埃(あい)、渺(びょう)、漠(ばく)、模糊(もこ)、逡巡(しゅんじゅん)、須臾(しゅゆ)、瞬息(しゅんそく)、弾指(だんし)、刹那(せつな)、六徳(りっとく)、虚空(こくう)、清浄(しょうじょう)

こちらも、虚空となってもまだ終わらず、最後は清浄という感覚の世界にまで入っていく。
いやはや・・・。



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