旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

秋きぬと~さまざまに心ぞとまる

2016-08-09 23:49:19 | 花鳥風月
大合唱だったセミたちもだいぶ静かになってきた。
一方、庭のコオロギたちの鳴き声が響いてくるようになった。
8月6日(土)に引越し手伝いで東京に行ったが、世田谷区桜新町ではミヤギノハギが咲きだしていた。
日中の高い気温に汗だくになっても、朝晩は肌寒さを感じるようになってきた。
季節は確実にめぐっている。


 秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
                            藤原敏行朝臣(古今和歌集巻第四)


 さまざまに心ぞとまる宮木野の花のいろいろ虫のこゑごえ
                            源俊頼(千載和歌集)



昨夜遅く、部屋に迷い込んできたセミ。
今日は庭のヤマボウシの枝にとまらせてあげた。


※過去の「さまざまに心ぞとまる宮木野の~」は ⇒ こちら


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