2015.04.19(日)午前に平泉町の経塚山・音羽山を歩き、午後は北上市まで移動して国見山を周回してきた。
国見山 244m
こんな欲張りなコースにしたのは、北上川沿いの展勝地で開催されている桜まつりを見ることではなく、『ひらた舟』を撮影し、貞山運河事典の中で紹介したかったから。
ひらた舟は、江戸時代に北上川河口の石巻との間で米の搬送に使用された舟。
※北上市のサイトは ⇒ こちら
※貞山運河事典 ⇒ こちら
国道4号線から展勝地の方に向かう道は、進むに従い混み出した。
これではいつ到着するかわからないので、ひらた舟撮影は早々に断念。
もともと桜まつり開催の日曜日に予定することなど、あまりにお粗末な計画だったというしかない。
国見山の登山口となる極楽寺には、渋滞もなくスムーズに到着。
駐車場のサクラの花の下には、楽しそうに食事中のご家族。
こちらはといえば、車の中で途中コンビニで買ってきたいつものミックスサンドとオニギリの昼食。
一応案内板に目を通し、歩き出してすぐに多宝塔跡・方三間堂跡に着く。
そして、マイヅルソウのツボミを見ながら国見神社へ。
経蔵跡、地主神社・開山堂跡とめぐり、先に進む。
▲経蔵跡
▲地主神社、開山堂跡
道の両サイドには、全国の寺院から寄せられた33観音像が並んでいる。
胎内くぐりを抜けると、とても立派な展望台に着く。
ここからの眺望は確かに絶景。
(北上川にかかる橋の上は、車が渋滞)
平和観音像の足元を回り、道を進む。
あたりには、ヤブレガサ、キクザキイチゲ、ヒトリシズカ、イカリソウ等の花々が続く。
(カタクリは全山いたるところで咲いている。)
大岩が出てくるとつい登ってみたくなるが・・・。
道が険しくなり、ロープが張られている。
とはいえ、道はよく踏み固められており、とても歩きやすい。
▲ウスバサイシン
▲イカリソウ
珊瑚岳のツツジは咲き始めていた。
▲珊瑚岳
林道との分岐点となる広場に出た。
ベンチもあり、休憩にはもってこいの場所。
『牛の鼻ぐり』の標柱があるので、覗いて見ることにした。
目の間にある大岩を見て、「さてさて、これは?」と思ったら、その牛の鼻ぐりなるものは足元にあった。
意外なものを見て完全に拍子抜け。
そして、このようなものも見所にあげた”前向き思考”に感心もした。
分岐まで戻り、林道を下ると、きちんと整備された広い未舗装の道路に出た。
(振り返った来た道)
ここからはテクテク歩き、駐車地点まで戻る。
その途中にあった『あづま海道』の標柱。
平成25年に北上あづま海道歩く会が設置とある。
これまた興味がわいてきた。
今日のコース
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