糸へん暮らし

ハンドメイドや読書、週末ドライブなどいろいろ

「お言葉」に思うこと

2016-08-09 05:30:13 | 日記
その昔、バブル真っただ中の大阪・心斎橋の洋食店で、夕食をとりました。
たまたま、出勤前のホステスさんたちが居合わせたのですが、
みな、美しいお着物をお召しになり、それはあでやかでした。
一月五日でしたから、初出勤だったのかも…

そんな些細なことが心に残っているのは、
その二日後、昭和が終わってしまい、日本中が喪に服してしまったからです。
映画館もパチンコ屋も自主休業、ネオンサインも暗くなり、
テレビのアナウンサーは喪服を着用、
そして役所や一般企業は、書類の変更に追われました。
「平成」の下に 二本線「=」がセットされたスタンプも、売り出されました。

当時はそれでもバブルでしたから。
今、あのような自粛ムードに包まれたら、
それだけでつぶれてしまう店も出るかもしれません。

ご配慮してくださっているんだなと、思いました。

ちなみに
私は一月七日、体調を崩して会社を休み、昼過ぎまで寝ていました。

自分が寝込んでいる間に、
昭和が平成になっていたなんて、
大ショックでした。

それ以来、
ニュースは欠かさずチェックするようにしています。

昭和が平成に変わった時の
混乱を覚えている者としては、
生前退位、賛成です。