MSNより
「ボクシング・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(16日、エディオンアリーナ大阪)
元世界2階級王者で同級5位の長谷川穂積(35)=真正=が、
9回終了TKOで王者のウーゴ・ルイス(29)=メキシコ=を破り、
3階級制覇を達成した。
右構えの長身のパンチャーである王者に対し、
サウスポーの長谷川は左ストレートを上下に散らす上々の立ち上がり。
しかし初回に偶然のバッティングが生じ、
王者が眉間をカットしたため、WBCルールにより長谷川が1点の減点をとられる。
3回にも両者の頭が当たり、試合が一旦中断する。
4回終了時の採点は1人が38-37で長谷川。
2人が38-37、39-36でルイス有利とした。
5回、左ストレートを再三打ち込み長谷川が流れを戻す。
7回、長谷川が偶然のバッティングで左まぶたをカットするが、
レフェリーはルイスのパンチだと判断する。
しかしラウンド合間のVTRでバッティングだと認められ、
WBCルールでルイスが減点される。
8回終了時の採点では、
78-72、76-74で2人が長谷川、1人が76-74でルイスと形勢が逆転した。
9回、長谷川は左フックをもらいダメージを負うが、
ロープ際を背負いながらも連打で猛然と巻き返す。
このラウンド終了後、ダメージの深い王者陣営が棄権を申し出て、
長谷川の王座奪取が決まった。
劇的な復活を遂げた長谷川は
「もちろん負けたら引退と決めていた。負けたら引退と口にして試合をする選手はだいたい負けると言われたが、
僕は絶対勝つと決めていた」と話し、
長男・大翔くん、長女・穂乃ちゃんをリングに上げて5年10カ月ぶりの世界戦勝利の余韻に浸った。
長谷川はバンタム級、フェザー級に続く3階級制覇で、
通算戦績は41戦36勝(16KO)5敗。
初防衛に失敗したルイスは40戦36勝(32KO)4敗。
以上
何が凄いって、
勿論今回の
3階級制覇なのは勿論当然なんですが。。。。。。。。。
『通算41戦』ってとこ。(僕が思うところは、
国内プロの選手寿命の短命性を考えると、
国内全選手平均でも10試合以下ですから。
いかに凄いか、
結果も当然だけど「壊れない」ことが(その試合数を経ても)
何より凄いんです‼!
しかもこれだけ長い期間、
世界戦から(前回から)空いていても(5年10カ月ぶりなんて異常な『長さ』)
どうやったらそれだけの間、
モチベーション(現役で且つ第一線級で)持続出来たんだろうか。
結果もそうだけど、、、
そこが一番恐ろしい。
by おやじボクサー
ジムや解説者などやってれば職にも困らないと思うし、奥さんにこれ以上心配かけてほしくないです。
原田さん。
長谷川選手、
凄い『選手寿命」ですよね~
普通ならピークを過ぎると、
どうしようもないくらい「劣化」するんだけど。
本人のモチベーションも、
何がそこまで支えているのか?
既に2階級制覇してますから、
十分に引退後も補償されているようなものですけどねー。
辰吉さん然り(比べる対象が極端ですが
選手活動そのものにこだわってしまうって、
割と多いみたいですね。
もし次の試合が行われるのであれば?
それでラストになるのかな・・・、
とも思ってしまいます。
向こう一か月間、
落ち着いたら突然の引退宣言も?
ありえますかね。。。