おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

トイレ(T . T) この時間、、、、決まって思い浮かぶ夜の音。

2020年12月13日 03時57分15秒 | つぶやき・・・(独り言)  ・・・何となく漏れた言葉。 情けない泣き言。

また。

この時間だった。。。。

 

 

ベッドから出るのが寒いっっ

っと言う以前に、、、、

上掛け布団ぐちゃぐちゃ(゚o゚;;

整えなくちゃ。

 

 

 

朝まで安眠出来ない身体?

 

 

わかっててcoffee辞められない奴。

 

 

 

自業自得。

 

 

 

 

この時間。

また何時もの音。

ちょい離れてる高速道路、

だけど、

寝静まった時間。

故に?

走行の音がばんばん聴こえる。

時間時間で染み付いた思い出、

何時でも浮かぶ光景。

 

 

 

到着は未だ真っ暗だった、

東松島市の海岸線。

街の灯りは一切無くて見えなくて、

人も居ない街、

物陰も映らない夜。

何処からか?

聴こえて来ても良いはずな犬の鳴き声も聴こえない。

 

 

冬の東松島市は、

陽が射すのが遅い。

朝の6時でも全然暗かった。

 

 

明るくなり始めるまで、

車内でプチ仮眠。

眠れる日と眠れない日はまちまち。

その間ですら、

物凄い轟音の余震が頻繁。

揺れ始まる前に、

身体が先に聴こえる地の中の音。

 

 

4年間聴いて来たけど、

僕には?

何故だろう。

 

 

 

大地の怒りに聴こえてた。

 

 

 

 

地がまるで怒っているように聴こえてた。

 

と、

同時に。

津波や、

倒壊で、

失われた人達の叫びにも聴こえた。

 

地震が怖いと感じる以上に、

亡くなった人達の叫びに聴こえたのが、

怖かったんだ。

今でも、

特にこの時間、

良く聴こえて来るんだ。

 

 

 

どれだけの年数が過ぎ去っても、

地に、

時間に、

縛りつけられている。

時間の問題じゃ無い。と、自覚出来るまでどれだけ時間が必要だったか。

 

 

悪戯に夜更かししてる日もあれば、

真夜中、

未明の時間、

不意に未だに、

引き戻される。

起こされる。

あの日と、

あの場所と、

あの轟音、

TVや新聞しか知らない殆どの人達には、

何時も変わらず大袈裟だって言われ続けて来て。

 

その言葉の軽さこそ、

恨みすら感じて来た長い時間。

 

 

言葉では、

未だにって使うけど。

思い出し続けている、

思い出さずに居られない。

耳の中の活きている轟音。

身体が忘れない轟音。

眼球が薄めてくれない津波。

 

 

 

あちこちに落ちている泥水に浸かった沢山の靴。

 

 

 

埋まっている車。

 

 

ガラスの抜けてる住居。

 

 

叫びに聴こえる風の音。

 

 

 

言葉に表せない空気の匂い。

 

 

 

一生焼き付いたままの津波。

 

 

 

 

そして。

海岸で見付かる骨の一部。

 

 

 

同じ光景が今でも眼の前に在る。

後どのくらいで、

忘れさせてくれるんだろう。

 

 

 

何処かの馬鹿が?

津波に遭ったんでしょうけど大袈裟過ぎる、

津波に遭ったんでしょーーーけど、ー

とか。

「壊れた旦那」って1番身近に居た人に言われた過去。

 

 

投げやりな言葉を使えるののなら?

許して貰える言葉なら?

 

 

同じ場所で同じ目に、

お前が遭っちゃえよ。

 

独りで生き残れるのなら、

生き残ってみてくれよ。

 

 

 

 

って今でも変わらず思う。

 

荒んだ時間と心。

 

 

 

 

こんな今だと、

今の自分も重なるから。

一層と隙間風が差し込む胸みたいだ。

 

 

 

こんな時間。

ごめんっ

 

 

by  おやじボクサー

 

 

面白い話を綴れるのなら、

明るくてなったら頑張るよ。

 

 

 

 

 



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