=更新途中です=
石塚観光さんで行く、
『宮城県復興ボランティアバス』午前の部。
~野蒜(のびる)海岸の清掃~
(野蒜海岸は今季3年振りに海水浴場が再開となった場所です)
午前4:30。
最終乗車(出発)地点の那珂市中央公民館近く(那珂市役所の近くです)
今回は、
ほとんどの人達が最終地点からの乗車でした。
(ちなみに水戸駅からは1名のみ)
この乗車地で、
守谷市から出発して来た小型バス(8名)と合流。
おお!!!
まだ真っ暗なのに沢山の人達が集まって来ました。
荷物をトランクに積み込み、
車内へ乗車。
入り口で氏名・人数と座席の確認です。
(座席表は入り口に貼られています)
午前5:20のバス車内。
外はようやく明るくなって来ました。
高速道路は常磐自動車道・那珂ICから。
常磐自動車道・中郷サービスエリアで1回目のトイレタイムです。
出発後約1時間経過した頃。
東北自動車道(福島県)国見SAにて2回目のトイレタイム。
午前7:30頃。
外はすっかり明るいです。
段々と・・・・・子供も僕と距離を置き始めましたよ(TT)
カメラ持っていたら・・・・・・・・・・・・・・・、
添乗員の磯崎さんが「撮りましょうか!!」とお声をかけて下さったので(^^)
お言葉に甘えて♪
奥さんも一緒に家族で撮影して頂きました。
ありがとうございます!!!
僕はいつでも「毎日が記念日」なので、
同じ時間は二度と訪れないと思っているので、
とても嬉しく思います!!!
さて国見SAを出発です。
バス車内。
そろそろ朝食の時間。
シリアルバーは1本だけですよ、、、食べたの(笑
子供は2本食べて、、、、、、、、、、、、、、、、、、
奥さんは1本。
ちなみに子供は、
おにぎり3つも食べて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(--;
朝から食べ過ぎじゃん??
午前8:50。
東北自動車道・春日PA。
3回目のトイレタイム。
段々と日差しが強くなってきて・・・バス車内の右側はカーテンを。
すっっこ゜く暑い(汗)予想外の日差しです。
到着間際。
車内では今日の工程の説明。
そして。
午前9時。
=野蒜海岸到着=
手分けして作業荷物を海岸まで運びます、
そして、
まずは全員で自己紹介。
今回の参加者で一番遠方の方は、
愛知県からです!!!!!
愛知県ですか・・・・・・、
凄いバイタイティです(汗
個人的に、
午後の作業時にお話をお聞きしましたが(愛知県から参加されている方と)
何度か石塚観光さんのボランティアバスに参加されてたことがあるそうです。
ただ今年になって「今日が今年は初めて」とおっしゃってました。
しかも茨城県まで自家用車で(自分で運転)来て、
ボランティアに参加されているようです。
その道中の労力だけでも、
果てしなく体力消耗するはずなのに・・・・・・・・・・・、
茨城から更にボランティアバスに参加して下さるなんて。。。。。。。
僕の存在なんか恥ずかしくて、
ちっぽだなぁ、
と改めて感じた。
恥ずかしいけれど全員の自己紹介。
皆さん、
どちらから参加したか(茨城県の~~市、他県なら~~県、と)
名前だけの簡単な自己紹介です。
僕は、
自己紹介に必ず一言「思っている事」を言います。
せっかく皆さんと出会えた機会だし、
何を思っているのか、
何をするために来たのか、
どんな参加をしているのか、
そんな一言でもあれば?(余計な一言かも知れないですが)
誰かと親近感を構築出来るのなら?嬉しい。
例え今回一度しか会えなかったとしても、
印象に残り易いし、
もし次回も会えたのなら?
もっと親近感もってくれるかな~~と、
勝手に思い込んでいます。
たった1日の作業時間なんて、
限られた5時間程度。
それでも、
その時間を共有できることって、
とても「深い」ものだと思います。
うまく言えないけど、
何か通じる気持ちってあるんじゃないかな。
同じ気持ちかどうか?別としても、
何らかの感情が働いているからこそ、
ココまで来てくれたんだと思うし。
そこが(僕みたいな一方的な)感情的な思いであっても、
好奇心であっても、
多分・・・・その時は、
その場所でお互い「近い」気持ちがあるんだ、
と思いたい。
作業していると、
みんな同じなんじゃないかな?と僕は思ってます。
(僕の思い込みは激しいけど)
自己紹介を終えて、
海に向かって10~15秒ほど全員で黙とうです。
改めて、
その気持ちを向けることって、
本当に大切なことだと思う。
2週間前(9月7日のブログ記事)も来た「野蒜(のびる)海岸」です。
8月末まで海水浴場だったとは思えない浜辺、
あの時の「海岸」から北へ移動しています。
あの日でも、
酷いなぁ~と思ったけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
今回の場所のほうが何十倍も(びっくりするくらい)酷い。
まだまだ、
こんなに流木や流失物が海岸にたどり着いてしまうんですね。
空き缶や空き瓶などは、
2週間前ほどの海岸よりは少ないですが、
まだまだ沢山落ちています。
また家庭用の洗剤系の容器も不思議と沢山ある。
(津波で流されて来たものか不明です)
拾う以前に、
拾い上げる時の仕分けが手間取ります。
どこから、
初めて良いのか、
広い海水浴場で「たったの35名」
膨大な量と向かい合って。
どれだけ頑張っても、
午前中の3時間ではほとんど無力だな。
目に見えて、
少しは片付いた!!!と思えるくらい・・・・・・・・・・・、
この場所で続けたい。僕はそう思うんだ。
何かこう、
意地でもね。
全然貢献出来ていない有り様って寂しく感じる。
そう痛感されられます。
それでも前に進みます。
その感情表現が出来ないけれど、
何だか(無力さが)悔しい。
津波の高さは、
この林を超えてます。
正直、
運ぶのも半端なく重いです。
トレーニングだと思っていても、
そんな負荷のかかる重いものを何十回と運ぶ行為って、
かなり腰に来ますね(汗
人海戦術と言うほど多くないから、
個々の作業量に負担が圧し掛かる感じです。
女性・子供には本当にキツイ作業なので、
適度に休みつつ、
作業して欲しいなぁ。
こういう作業こそ男がフル回転しなくちゃね!!!
延々と。
作業開始前に、
もし「骨(人)」が見付かったらチームリーダーか、
添乗員さんに報告とのこと。
海水浴場なので、
砂場を何か偶然「掻き分けて」いたら見付かったのでしょう。
その場所に、
驚いて集まった人達もいましたが、、、、、、、、
僕達は・・・・・・・・・・・20Mくらい離れたところで作業を続けていました。
まだ行方不明者が(H25.9.10現在)2654名。
うち宮城県で1297名。
この一つの「数字」が、
1人の人間なのです。
今年の5月、
茨城県の鹿嶋市でも、
宮城県で行方不明になった方の遺骨が見つかったニュースが流れました。
海だから、
どこでどんな風に流されて行くのも、
全く不思議じゃないのも事実です。
改めて、
震災で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
海水浴場から後ろに離れた、
集積所のスペース。
小さい枝・木材。
中くらいの枝・幹、釘の付いたままの住宅角材。
写真の左にあるのは「お風呂」です。
すんごく太い丸太の「木」そのもの。
こんなものが、
2年半が経っても尚流れ着いて、
毎回のボランティア作業で集めても集めても、
潮の流れによってまだまだ流れ着いて来ます。
たった午前中の3時間。
作業できたスペースなんて猫の額くらい。
この海水浴場を綺麗にするには、
毎日何百人もの人が必要で、
尚且つその人達が毎日作業して、
何ヶ月間で終わるのだろうか?
何ヶ月程度じゃ終わらないんだろうな、
きっと次の日にも、
そのまた翌日も、
新しく何かが流れて来るだろうし。
それが津波で全てを流されたもの、
それが戻されるだけなんだとしても、
あまりにも膨大な量と言うか・・・・・・・・・・・・、
とてつもない量です。
浮かぶものは流されるけれど、
浮かばない物は沈んだまま。。。。。
近くには(池か沼みたいなことろに)水没したまま、
引き上げられていない車両もあります。
改めて、
「海岸線」って場所は現在進行形、
まだまだ「戻されてくる」陸地との接点となる場所なんだと痛感。
元の海水浴場に戻るのは、、、、、、、、
何年かかるんだろう。