断片的に話していきます。
昨年9月の決勝戦で戦った時の、
イメージが強く残っていました。
昨年の僕は、
今の僕から見ても、
信じられないくらいの「チャンス」に、
恵まれていました。
そして、
量産される如くの「チャンス」に対して、
ことごとく強運で綱渡りをしてきました。
新田ジムの伊藤さんとは、
昨年、
一度試合をしたときから、
きっと『二度目もあるんだろうな』と思っていました。
伊藤さんは、
昨年の9月以降も、
ずっと試合が出続けてましたね。
そして、
今年もトーナメントに一から出場して、
全て圧勝で勝って優勝。
その経緯も知ってました。
正直なところ、
今年のトーナメント開催時点では、
伊藤さん以外の選手は知らなかったけど・・・・・・
【絶対に伊藤選手が優勝して上がってくる】と、
僕は思っていました。
間違いなく、
絶対に、
来るはずだと。
予想では大本命。
だから、
僕が11月の時点で、
僕がベルトを持っていれば、
必然的に戦うことになる。
11月2日、
本当にその通りとなりました。
伊藤選手は、
去年戦った時よりも、
格段に進化していて、
強かったです。
勝つ為の執念すら感じました。
僕が、
自分を不甲斐ないと思ったのは、
{僕の土俵}で戦ったのに、
僕の持ち味を発揮出来なかった事。
あの日の試合は、
紛れも無く{僕の土俵}でした。
両者、
距離を潰してのボクシング。
何よりも、
それを得意として来た僕は、
それでしか生き延びることの出来ない僕の、
唯一のスタイルであったはず。
技術も、
体格的資質もない僕の、
唯一無二の見えない武器なんです。
その土俵で、
真っ向から戦うことが出来たのに、
僕が「やるへき仕事」を、
伊藤選手に「やられた事」が、
何よりシヨックでした。
おやじ泣きした理由は、
そこなんです。
だから、
僕は、
伊藤選手を強いと思いました。
僕は、
僕が負けた、
そう思ったのです。
戦ったからこそ、
認めなくてはならない事実です。
そして、
伊藤選手も、
僕も、
これからも【おやじファイト】を続けて行けば、
もう一度戦う時が来るはず。
その時は、
どんな伊藤選手が居て、
僕がそれまでにどんな経験を積んで、
どちらが赤コーナーであっても、
青コーナーであっても、
どちらがどんな立場でも構わない。
必然的なめぐり合わせはやって来る。
そう思えてなりません。
来年は、
どんな予想外の出来事が起こるかわからないけど、
決まっている運命もあるはず。
必然な事も必要だと思ってます。
昨年9月の決勝戦で戦った時の、
イメージが強く残っていました。
昨年の僕は、
今の僕から見ても、
信じられないくらいの「チャンス」に、
恵まれていました。
そして、
量産される如くの「チャンス」に対して、
ことごとく強運で綱渡りをしてきました。
新田ジムの伊藤さんとは、
昨年、
一度試合をしたときから、
きっと『二度目もあるんだろうな』と思っていました。
伊藤さんは、
昨年の9月以降も、
ずっと試合が出続けてましたね。
そして、
今年もトーナメントに一から出場して、
全て圧勝で勝って優勝。
その経緯も知ってました。
正直なところ、
今年のトーナメント開催時点では、
伊藤さん以外の選手は知らなかったけど・・・・・・
【絶対に伊藤選手が優勝して上がってくる】と、
僕は思っていました。
間違いなく、
絶対に、
来るはずだと。
予想では大本命。
だから、
僕が11月の時点で、
僕がベルトを持っていれば、
必然的に戦うことになる。
11月2日、
本当にその通りとなりました。
伊藤選手は、
去年戦った時よりも、
格段に進化していて、
強かったです。
勝つ為の執念すら感じました。
僕が、
自分を不甲斐ないと思ったのは、
{僕の土俵}で戦ったのに、
僕の持ち味を発揮出来なかった事。
あの日の試合は、
紛れも無く{僕の土俵}でした。
両者、
距離を潰してのボクシング。
何よりも、
それを得意として来た僕は、
それでしか生き延びることの出来ない僕の、
唯一のスタイルであったはず。
技術も、
体格的資質もない僕の、
唯一無二の見えない武器なんです。
その土俵で、
真っ向から戦うことが出来たのに、
僕が「やるへき仕事」を、
伊藤選手に「やられた事」が、
何よりシヨックでした。
おやじ泣きした理由は、
そこなんです。
だから、
僕は、
伊藤選手を強いと思いました。
僕は、
僕が負けた、
そう思ったのです。
戦ったからこそ、
認めなくてはならない事実です。
そして、
伊藤選手も、
僕も、
これからも【おやじファイト】を続けて行けば、
もう一度戦う時が来るはず。
その時は、
どんな伊藤選手が居て、
僕がそれまでにどんな経験を積んで、
どちらが赤コーナーであっても、
青コーナーであっても、
どちらがどんな立場でも構わない。
必然的なめぐり合わせはやって来る。
そう思えてなりません。
来年は、
どんな予想外の出来事が起こるかわからないけど、
決まっている運命もあるはず。
必然な事も必要だと思ってます。
この一年間努力し続けることができたのは、尾崎さんと出会い、闘う事ができたからです。
突然の相手変更があった昨年の決勝。
トーナメント外からの出場選手に不遜になった自分が、尾崎さんの懸命な姿に当然の如く打ち負かされ、自分の弱さを知ったあの時があったからこそ、今回再び拳を合わせることができたのだと思います。
結果は結果。
尾崎さんのタイトルに指先程度しか触れることができませんでした。
尾崎さんを超えるまでには至りませんでしたね。
ですが、あの日のリングに降り続けたスポットライトの光よりも確かな『勝負』の感触は、お互いが何より一番真実として受け止められていると思いますし、自分はもっと強くなれると確信できた時間でもありました。
だから。
また。
きっと会いましょう。
リングの上で。
僕はもっと強くなります。
ありがとうございました。
伊藤 祐悦
驚きました、
まさか伊藤さんが、
このブログを見つけて下さるとは・・・・。
同時にめちゃくちゃ恥ずかしい気持ちです、
でも、
それ以上に嬉しく思います。
伊藤さんの一言一句、
僕のこころに染み込みました。
とても重く、
透き通るような言葉で、
凛とした気持ちが伝わってきます。
あの日以来の、
試合の呪縛から、
ほんの少しだけ、
救われる思いがしました。
僕も、
もっともっと練習します。
伊藤さんを意識しながら、
伊藤さんに笑われないように、
11月2日を忘れないように、
いつかやってくる次のリングまで。。。。。
出会えた事に感謝いたします!!
ありがとうございました。
尾崎