今日の終わりに、
遠い昔の想い出。
あなたの顔を見れるだけで
僕は笑うことができる。
あなたの声を聞くだけで
僕は安心して眠ることができる。
あなたを抱きしめた温もり、
僕の腕の中に在る背中。
僕は強く生きることができた。
全部、
勝とうと思ったのは?
勝った姿だけを見て欲しかったんだ。
遠い想い出の時間。
何よりも幸せで 何よりの贅沢。
吐く吐息ですら全て愛おしかった。
匂いも覚えている。
夢のように天国だった。
そばに居れば..
自動的に「一生」間違いのない時間だと思い込んでいた。
そんな当たり前の時間が、
遠ざかって行っちゃった。
僕は?
未だにこうだ。
大きな勘違い。
それでも、
あなたが居てくれて本当に良かった。
ありがとう。
とは?
未だ未だ言える自信がないけれど。
後?
30年間。
必要かな、
其れで済むだろうか、
自信ないけど、
最低でもね。
いっつもカッコつけた言葉だけ、
立ち直ったとか、
ぜんぜん元気だよとか、
いっぱい笑ったとか、
腹いてぇーとか、
全部。
嘘。
相変わらず死んだまま、
息だけしている。
笑った事なんて?
記憶になくなったよ。
微かな時間帯で、
大丈夫な時が有るだけ。
日曜日、
ありがとう。
伝える術は?
唯一が、
この言葉だけ。
夢の中で、
何処かで?
昔のように、
ブランチ出来たら良いな。