おやじボクサー(58歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

改めて見る世界戦について。クリンチに対する価値観。

2008年12月28日 09時00分58秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
23日に行われた、

内藤チャンピオン対山口選手の、

世界戦。



改めて見ると、

内藤チャンピオンの好調振りと、

山口選手の気持ちの強さ、

劇的なフィナーレなど、

本当に良い試合でした。


潔い試合のテンポ、

クリンチなど全くしない山口選手の試合へのこだわり、

本当に素晴らしいものです。


ボクシングにおけるクリンチも立派なテクニックの一つ、

クリンチを行ったとしても非難されるものではない、

テクニックであり、

防御でもあっても「反則」ではない。



しかし見るものにとって求めるものは、

潔さ、

試合の見栄え、

それこそに美徳を感じます。



美徳と言っても、

それは都合の良い解釈であって、

勝ち負けよりも、

「散り際」の潔さばかりを、

価値観の対象とする事は、

日本人特有の『美意識』なのかも知れません。


僕も例外なく、

古いタイプの価値観の持ち主だ、

と再認識してしまった訳です。



一度ダウンした山口選手の表情、

立ち上がって内藤チャンピオンの猛攻に絶える姿、

それでも臆することなく立ち向かう姿勢。




それまでのジャッジ差。

ダウンをした時点で勝ち目がなくなったと、

わかっていて全てを飲み込んで、

闘い抜いた山口選手。








すごかった。

その気持ちの強さに憧れる!!



















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